悲しい事件を聞いて

きのう、町田市で双子親による虐待死事件が起きました。事件に至るまでの過程を十分に検証する必要があると思います。これは救えた命です。

子どもの命を守る時間は、激しい疲労が積もります。お母さん一人に背負わせない工夫が大切。社会は彼女を置き去りにし、孤独に追い込んでしまった。この事件は、私たちの社会が2歳の子を死なせたのです。

祖母が経験したような親戚で協力する育児はなくなり、母が経験したような地域での子育てもなくなりました。育児環境の良い部分はほとんど取り上げられ、自然分娩崇拝や母乳育児信仰、母性神話のような非科学的な負だけが残されています。

救える子を救うために、多胎児家庭向けの行政支援の拡充を求めています。
例えば、
・オンライン手続きの推進
・保育園の入園条件の見直し
・ベビーシッターの利用補助
・生活のための移動補助
これらのアイデアは多胎児家庭に限らず、すべての育児環境の底上げにつながるはずです。

多胎児家庭へのご理解とご支援をお願いいたします。

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