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2度目の適応障害の原因を分析する キャリアブレイク#2

概要

新卒6ヶ月で適応障害→4ヶ月休職&転職活動→2社目で5ヶ月勤務→再度適応障害 という感じで2度目のキャリアブレイクを迎えることになりそう

1社目:怒号飛び交う系+長時間労働で普通に体壊した
2社目:仕事できなすぎた+タフ(?)な社風についていけない→土日出勤(振休なし)って言われて拒否したら詰められたことがきっかけで3週間くらいかけて徐々に病んだ

つぶやき

今日はどん底まで落ちている感覚でめちゃめちゃネガティブモードなので、なぜ2度目の適応障害になってしまったのか、他責自責どちらもてんこ盛りで考えてみる。

1. 外的要因(会社にまつわる要因)
2. 内的要因(自分の考え方にまつわる要因)

この2つに分けて考える。

そもそもなぜ入社したのか?

その前に自分がなぜここに入ったのかを説明する必要がある。
ざっくり言うと、
「人に役立つための力がつけたかったから。」
ちょっとざっくりしすぎなのでもうちょっとざっくり度を下げると、
「人のためになれる力をつけたい→新規事業を社長直下で指導もらいながら作れるポジションで募集がある+自分の興味分野を扱ってる会社だ→ここで修行させてもらいながら自分で事業作れるようになったら人のためになれそう」
という感じで今回の進路を選んだ。
ということも踏まえ、なぜ体調を崩したのか?

外的要因

このパートでは自分自身の心に素直に、とりあえず思った「ここが辛い」を書いていく。自分のせいなところもあるかもしれないし考えすぎな部分もあるだろうけどそんなことは一旦置いておいて書いていく。

①発信しているメッセージと内情とのギャップが大きかった

ここが一番核心だと思う。外からの見え方だと、働き方、多様性を大切にしているように見えたが、実際は実力主義で体育会系、均一性を好む風土が根強い会社だった。
メッセージを解釈したのは自分だが、思った以上にギャップが大きかった。
新人は一番に来る、長時間やってるのがえらい、リモートワークは生産性が低いのでコロナ禍も過ぎたし廃止にする・・・
などなど、どれも「時代に逆行してない?」と首をかしげるものばかりだった。
昭和の風土の残る会社、という印象であった。

②教育文化のある会社じゃなかった

①と重なるが、うちの会社は教える文化がない。
人のためになりたいけど今は何もできないから修行しに行こう!という理由で、色々と教えてくれるという話で社長直下ポジションに入ったが、そもそも社長は基本会社に来ない。
別の人がメンターという形で関わってくれていたが、ほったらかしでほぼ機能していない。
そんな中で自分なりに色々試行錯誤して企画作って提案して持っていったが、ほぼ全て何かしらの理由で跳ね返されてしまった。こうして新規事業立案とは言っても答えの見えない壁打ちをひたすら繰り返していくだけだった。辛かった。
入社後知った話だったが、新卒はほぼほぼ辞めているという話で、理由は大体これだった。教えないのに何もできないと怒られるから、といったものだ。

③ルーティンワークが全くなく、自分のポジションは自分で作る

②のような状態が業務の半分とかであればなんとかやっていけたかもしれない。だが、うちの会社はルーティンワークはなく、自分の仕事は自分で作るスタンスだった。すなわち10割「何したらわからない状態」だ。
与えられる自分の仕事はない。自分の仕事を作るやり方は教えてもらえない。自分で考えて提案してもやる前で止められてしまう。そんな形で、
自分の仕事の作り方がわからない(わかる土台がない)→なんとか作ろうとする→却下されてしまう
という循環が生まれて八方塞がりだった。

そんな感じで辛いなあ辛いなと思いつつこれからだ!と頑張っていた中で、上司に
「〇〇さんにはこれから土日も出てもらうけど振休はないからね」
と命じられ、拒否したらみんなの前で理詰めされてしまう
という決定的な出来事が起こった。

昭和的な「会社のために自分の身を削れ」という考え方からきているなあだったり、このまま本当に土日も稼働になったらまた体調崩しちゃうなあだったり、典型的なやりがい搾取だ、このままいいように使われちゃうんだ。。。だったり、ネガティブな感情が渦巻いた結果見事に体調を崩した

内的要因

散々会社の悪口を言ったが選んだのは自分で、「自分をわかったつもりでわかってなかった」に尽きると思う。自分はなんてダメなんだ。

①人に与えてもらう前提の考え方になってた

教えてもらえなかったからできなかった、と言ってる自分に対して「本当はもっとできることあったんじゃないの?」とも思う。
できないならできないなりに、教えてもらえないなら教えてもらえないなりに、自分でやれること、もっとあったんじゃないの?
そもそも教えてもらう前提の受け身スタイルだから、自分で考えつくものも考え付かなかったんじゃないの?
自分を責めたくなるばかりだ。

②選んだ理由が「みんなが背中を押してくれたから」

そもそも自分で今の会社ちゃんと選んでた?
わかったふりして周りにプレゼンしてみんなが「いいじゃん!」って言ったことを安心材料に、深く分かろうとする努力怠ってたんじゃないの?
実際の働き方とか、若手の離職率とかその理由とか、聞けばわかったことばっかりじゃない?
自分で調ベて知る自信じゃなくて周りの応援で得る自信を頼りにしたんじゃない?
自分で情報収集怠ったくせして自分で選んだ会社の悪口ばっかり言ってるのダサいなあ。

③そもそもの自分の能力を考えていなかった

そもそもゼロから何かを作り出した経験とかあった?
いつもやるべきことをなぞってただけじゃない?
憧れだけで、「なんか面白そう」だけで、決めてしまったね。
カッコつけて「起業とかできたらすごいかも」って他人目線で、自分のcan考えずにやろうとしたから失敗したんだ。

④とにかく焦っていた

焦って焦って、
「いいかも」を無理やり「ここしかない」に変換してしまった。
もっともっと冷静に、数字を見て考えれば防げたのに。
もっともっと冷静に、自分を知ってから判断すれば防げたのに。

自分がつくづく情けなくなってポロポロ泣いてしまう。もっと身の丈にあった選択を、自分の手で掴んでいくべきだった。

終わりに

今日のこの言葉はどん底だからこそ出てきている言葉で、嵐が過ぎ去ればもう出てこない言葉だろう。人間らしくて生々しい、他責する自分に対しての自責に塗れて決して綺麗じゃない文章だけど、今という時の記録として、書き記してよかった。
うだうだ書いたが結局はお互いをよくわからず採用されてしまった結果のミスマッチだと思うので、次の転職の際は冷静に自分を知った上で、冷静に次の進路を吟味していきたい。


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