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加計呂麻島へ

今朝は少し雲がありましたが、
夜中の三時に喉が渇いて、
起きたついでに見上げた夜空には、
雲が無く、
オリオンの三つ星や煙るようなスバルがみえてました。

かすかな波音が聞こえて、
昨日浜辺を掃除されてた方の、
「なんでこんなとこに来たん?」
と言われたことを思い出しました。
「水しかないやん」
「食べる物を獲るだけ」

連れてきてくれたノリちゃんが、
「泳いでる人を見たことない」
そう言ってました。

海辺に暮らす人は海は遊ぶ処ではないんですね。

私たちは遊ぶのです。

今日は加計呂麻島へ渡る計画ですが、
まずはホノホシ海岸へ。

波が寄せては、
返しながら、
カラコロカラコロと鳴ります。
それがなんとも楽しい音でした。
太平洋の荒波が打ち寄せて砕け散ってました。
大波同士が打ち消しあったりしてます。


古仁屋港から、
海上タクシーで瀬相港(加計呂麻島)へ、
渡りました。

この海上タクシーに乗りました。
船内はこんなで、
海風が吹き抜けて心地良い。

加計呂麻島の瀬相港に上陸しました。

のらカフェに寄ってから、
佐知克海岸へ行きました。

緑色なのは珊瑚礁のせいでしょう。

泳げない私は、

踝迄海に入りました。
ショーコさんに海に入ると良いと聞いたけど、
泳げないし、
波にさらわれた恐怖の記憶が、
入るなと言うのです。

ノリちゃん夫さんの説明を聞きながら、
平家側を案内してもらいました。

男性が、紙のお面を被って踊る祭りを、
知りました。
大屯神社のお祭りだそうです。


その時、
特攻艇の話も知りました。
零戦と同じように、
ベニヤ板の船にトラックのエンジンを乗せた、
船頭に爆弾を積んで敵艦に体当たりする、
特攻艇というのがあったそうで、
名前が震洋と言ったらしいです。
知らなかったことです。

若者が一人乗って敵艦に突っ込む想定です。
切ない話しでした。

そして今夜の泊まりは、
5マイルさん。
この部屋に泊まりました。

目の前が海です。


イズミさんは泳ぎましたが、
私は足だけ。

海というより、
湖の様な静けさでした。


5マイルさんの夕食は、
いろいろ鯛のお刺身から始まり、

煮物、
揚げ物などいろいろ。
今夜も黒糖焼酎をいただき、
ご飯と味噌汁が大層おいしかった。
加計呂麻島は少し米が採れるそうです。
ドライブの途中、
ガードレールにハザ掛けされた米を見ました。


ご馳走の食べ過ぎと思いますが、
無事加計呂麻島の夜は更けます。

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