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2022.11.12 バイエルンファンの日々雑感

W杯メンバー発表

続々とW杯の招集メンバーが発表されていく。
バイエルンでは総勢17人が大会招集メンバーとなったとのこと。
 
・ドイツ(7人)
サネ
ニャブリ
ミュラー
ノイアー
ムシアラ
ゴレツカ
キミッヒ
 
・フランス(4人)
パヴァール
ウパメカノ
リュカ
コマン
 
・オランダ(1人)
デリフト
 
・モロッコ(1人)
マズラウィ
 
・カメルーン(1人)
チュポ・モティング
 
・カナダ(1人)
デイビス
 
・セネガル(1人)
マネ
 
・クロアチア(1人)
スタニシッチ
 
残念ながらジローは招集外:出場機会が少なかったのがネックに。次回と次々回と次々々回と次々々々回に発奮してほしい。
オーストリアは本選出場を逃してしまったのでザビッツァーはヒマ人に:まだ次がある。W杯の間は英気を養ってほしいが、その間にヴァナーの代表勧誘とかは止めてね?
テルはアンダー世代での招集:次はA代表を狙えるで。虎視眈々と実力をつけてくれ。
サールは怪我の影響もアリ招集外:もっと早く協会が呪術師を呼んでくれたら…くっ…!
 

ウルライヒ契約延長

そして、サブということもありウルライヒも招集外だったわけだが、なんとこのタイミングで契約延長してくれました。ありがたや。
しかしそうなるとモナコにレンタル中のニューベルはレンタル延長ということになるのか。ノイアーが居る間は戻らないつもりのようだし。
 
選手寿命の長いキーパーの世代交代のタイミングは非常に難しいもので、カーンからノイアーにバトンが移るまでは非常に混沌としていた。今でいうところのニューベルにあたる人物がミヒャエル・レンジンクだったのだが、結局バイエルンのスタメンを守るには荷が重く、カーンの控えだったヨルク・ブット(今でいうウルライヒ)が結局は正キーパーの座に収まった。
なお、当時第3キーパーだったトーマス・クラフトはひっそりと移籍していった。ということでシェンクも頑張ってほしい。
 
Postカーン時代はノイアーに着手するのが遅すぎて混乱を引き起こしてしまったが、Postノイアー時代を見据えた今回はニューベルに着手するのが早すぎて若干浮足立っているのが現状。苦い経験としてサリハミは今後につなげてほしい。ニューベルに見限られるとも分からんし。
 

ユース世代の国外流出への懸念

ところでザビッツァーの件で先ほど軽く触れたが、ヴァナーの代表選択は実はかなり重要な議題だったりする。以前のドイツは別国籍を持つ選手がほとんどおらず、アサモアやオドンコールのような選手が登場し、皆が知るエジル・ケディラ・ボアテングなどが台頭した。サネやムシアラ、ニャブリ、ギュンドアン、ムココもそうだ。
競争の激しいドイツ代表で高みを目指してくれる選手ばかりなら良いが、そんな選手でも「是非とも我々と一緒に高みを目指そう! そのための最大限のバックアップを我々は惜しまない!」と言われるのと「他国を選ぶなら好きにすれば? ウチに来たけりゃ来ても良いけど」と言われるのでは全くモチベーションが異なってくる。
そして以前より割と成績の芳しくないユース世代では「来るもの拒まず、去る者追わず」のような印象を受ける。スタニシッチもクロアチアを選んじゃったし。たまたまなのかもしれないが、純ドイツ国籍の選手が結果的に目立つようになっている。
 
ユースの代表監督をしていたのがマイケル・シェーンバイツという人物で、育成システム構築について一家言あるっぽいんだが、ぶっちゃけユース代表の成績が芳しくないせいで監督としての手腕には疑問符が付く。んで、そんな彼をハンジ・フリック監督はドイツサッカー協会の管理職に招聘したというのだ。
……いや、監督としての手腕はアレだとしても、システム構築はまた別問題なので、きっとそっちの才は本物と見込んでのことだろう。ラングニックもそうだし。でもムシアラをイングランド代表ではなくドイツへと熱心に説得したのはレーヴだった気がする。やっぱり心配だ。
話は長くなったが、要するにドイツは他国への代表流出をユース世代から留めて、自国代表を目指すモチベーションをしっかりを啓蒙してほしいということなのだ。
 
何はともあれ、みんな無事にW杯を乗り越えてほしいし、日本代表もドイツ代表も頑張ってほしいし、選考に漏れた選手たちは残念だったかもしれないが、腐ることなくその後にしっかり発奮してほしいのだ。
 

要らんことは言わんほうがいい

そうそう、Twitterでバイエルンサポのアカウントが炎上した案件をご存知だろうか?
大した内容ではない。要は「ロイスは大好きな選手なので本当に残念だ。仮にCL決勝でバイエルンとBVBが当たり、BVBが勝利しロイスがビッグイヤーを掲げることがあっても悔しいどころか泣いて喜んでしまう」といったものだ。
誰がどのチームを推そうが、どの選手を推そうが勝手である。でも表明することで得られる反応については想像力が欠如していたとしか言えない。これでは他のバイエルンファンからバッシングを受けるのは仕方がない。バイエルンサポの前に個サポなのよ。
というか、わざわざ「言ってもしょうもないようなこと」を表明しようとするのは何なのだろう。空気が読めないのは仕方ないが、空気を悪くすることについてはしっかりコトを自覚しよう。
W杯のたびに海外サッカーファンの中には「日本代表よりも○○代表を応援するから笑」と表明する人々が毎回毎回毎回毎回とにかく現れる。別に日本代表を応援しなくちゃいけないわけではないし、小さなコミュニティ内での意見交換の場で言うのは別に良いと思う。でも「がんばれ日本代表!」と応援するコミュニティに割り込んでまで冷や水をぶっかけるのは悪辣でしかない。第二志望の学校の入学式で「入学おめでとうございます」と言われて「好きで来たわけじゃない」なんて言うやつは流石に疎ましい。
教訓として「言っても仕方ないことを言っていないかどうか」を考えつつ、健全に推しを応援しましょう。お兄さんからは以上だ!
 

さて、今日はシャルケ戦。
バイエルンをもちろん応援するが、吉田麻也も頑張ってほしい。
理想としては吉田が関与していないところでの得点、そして得点者はとりあえずムシアラが一発、そして古巣への恩返し弾でチュポ・ゴレツカ・サネ・ノイアーが一点ずつの、バイエルン5-0シャルケくらいでいかがでしょうか? 






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