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QUEENSに関わらせてもらって感じた事

発信するか、ここ半年くらい迷いましたが、やらない後悔よりも、やってしまった後悔を積み重ねていきたいので。

『サッカーだけじゃない課題』

「夢を見る事」「希望を持つ事」は人生においてとても大事です。
私自身も微力ながら、それらのキッカケになり得るものを提供させてもらっています。
ただ、何事も本気じゃないと得られない事が多いのは事実です。
それは結果の話だけではなく、過程で得られる多くの経験や学びの事です。

トップを目指している多くのサッカー選手と関わらせていただく機会が多い中、感じる事が
「覚悟が足りない」
夢や希望は大きなものがありますが、それを達成するために必要となる行動に対して真剣に考えていなかったり、他の誘惑に流されたり。つまりは半端な状態です。
こういった書き方をすると選手が悪いという主張のように取られるかもしれませんが、当然選手本人の問題もあります。ただ周囲の人間、特に業界に関わっている人間の問題も大きいと感じています。
私自身、その1人であり事業展開もしているので、影響(あまり良くない方の)は出るかもと覚悟はしていますが、伝えていく必要性の方が大事かなと。
当然かもしれませんが、キラキラした部分ばかりを発信する組織、団体、個人が多い事から、受け入れやすく、取りやすい情報だけを選手は頭に入れています。
「夢を持てば道は開ける!」的な情報は本当によく目にします。
確かに間違いではありません。
ただ現実は意外と厳しくて、泥臭く、理不尽が多いものです。
多くのクラブは結果を出したくて、選手獲得の際は満面の笑みで、足繁く通い、好条件を提示して交渉をします。ただ一旦その選手の必要性がなくなると、嘘のように0円提示をして放り出します。
「我々もビジネスなんです」利用価値のないものに経費も時間もかけられない。なるほど。
こんな事は、当たり前と思われています。
その一方で、クラブはよくファミリーという言葉を使います。
「家族」です。
多くは言いませんが、矛盾します。
一員になった選手やスタッフ、全てがファミリーであれば、違和感を感じてしまうのは当然かなと。

初代QUEENS号


先日、京丹後に伺わせていただいた時、ちょうど送迎などに使っていた車の入れ替え時期と重なりました。
ファミリーの旅立ちをチームみんなで記念に残している姿に、考えさせられました。
選手の方に関しても、どんな状況であれ時間を共有した選手には想いを持っているのではないかと思います。

少々話がずれましたが、より良い方向に向かうためには、厳しいことや、当たり前のことを伝えて、そこからどう行動するかを促す必要があると思います。
「今のあなたに価値はないよ」「足りないものが多いよ」
という事を伝えるとともに、使い捨てのように共有した時間を無視する事がないようにする。

正直、多くの選手は自分が思い描いている場所に行くだけの価値がないことに気づいていません

本文には、あまり関係ありません

結局評価は他人がします。
他人にもさまざまな人がいます。
望んだ結果を得られることもあれば得られないこともあります。
運も関係するでしょう。
見たいものだけ見たり、綺麗に映ることだけしても、それは表面上なだけで得ているものは少ないです。

本気で覚悟を持って、常に見つめ直していれば、望む結果以上のものが得られると思います。

ただ最後に、そんな選手は少ない
半端な選手が多いというのが現実です

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