SNSの情報発信に挑戦するも、すぐ挫折する人の思考回路あるある

・・・ここに、華やかな生活を送るインフルエンサーに憧れたA君がいます。

A君は「これからはSNSの時代だ!」という投稿を見て、Twitter(X)に挑戦を決めます。


Aくんは、自分なりに勉強してTwitterのアカウントを動かしました。

よくわからんけど、とりあえず色々ツイートしてみた。ほとんどのツイートが誰にも反応されないけど、たまに「いいね」がくる。

Aくんのアカウントは二週間が過ぎた頃、平均していいねが5くらい付くようになりました。


ある日、インフルエンサーが主催する懇親会に参加してみた。

会はすごく楽しかった。おれもいずれああなりたい・・・がんばるぞ!


主催者のインフルエンサーにメンションを付けて、お礼の投稿をした。

スマホを開いたらびっくり。

なんといいねが30もついていた。

メンションをつけたインフルエンサーからいいねとリツイートをしてもらえた。。

インプレッションも1万を超えている。

よっしゃあああああ!

嬉しくて、もう一度渾身のコンテンツを投稿する。

今度はTwitterBlueにも課金して、長文ツイートに挑戦だ!
もっと伸びるはず!

いけっ!!ワクワク。


・・・ついたいいねは「2」。インプも700。。

あれ、みんなどこいった?

投稿した時間帯が悪かったのかな?

おかしいな、、

恥ずかしいしツイ消ししとこ。。


〜次の日〜

よし、今度こそ!!

渾身のツイートを作成。

何度も見直した。

投稿。

ポチッと。


・・・・

いいね「0」
インプ「200」

何度リロードしても変わらない。

もう、ムリだ。。

しばらくTwitter触るのやめよ。。やっぱTiktokやインスタグラムのほうがいいのかな・・・・?



はいどうもこんにちは、ふっさんです。


Aくんの話、あるあるですね。情報発信ビジネスは続けたもん勝ちです。これから話す思考を知ってるだけでもサクッと上位に食い込めます。

せっかく始めたのにやめちゃうのもったいないんで、ぜひこの思考を学んで欲しいです。


結論から言うと

「プラットフォーム側が用意するポジティブフィードバックのシステムを行やる気の燃料にしないこと」

って話をしますね。


今回のAくん。長文ツイートに挑んだ理由が

「ひとつのツイートがプチバズって、いつもより反応が取れてテンションが上がったから」

でした。


嬉しいですよね。

一瞬人気者になった気がするし承認欲求が満たされた感じもある。


てか、みんなおれのツイート求めてるんじゃねえの!?

って気持ちにもなる(笑)。


ですが、Twitterのアルゴリズムの性質を紐解くと、どれだけ影響力のあるアカウントに「いいね」されるかなんです。

だからインフルエンサーと交流する機会があって、たまたま「いいね」されたら一気にインプレッションが伸びます。


そして、インフルエンサーも勉強してる人はその仕組みを知ってるし、Twitterをはじめたばかりの初心者が「いいね」をされたときの堪らない喜びもわかっている。

だから定期的に新参者のアカウントに「いいね」をして集客する、という戦術もあります。

ファン化しますからね。うまくいけば商品も売れる。

なかには、その作業を外注化してる人もいます。別に「いいね」は無料ですし、されたほうも嬉しいからWin-Win。この戦術自体が悪いわけではありません。


問題なのは、Aくんの

「いいねをもらえたから、インプが伸びたから、もっとがんばる」

というマインドにあります。

Aくんは、自分がSNSを始めた動機を自分のなかで整理できていません。

有名人になってチヤホヤされたいのか、
有名人と同列になりたいのか、
それともSNSを使って稼ぎたいのか。

その思想が固まっていないと、有名人から「いいね」が来た途端に、Twitterのモチベーションが爆発的に上がってしまいます。

ですが、それはマグレかもしれない。必ずしも続くとは限らない。


そして爆発的に上がったモチベーションの反動でSNSをやめてしまう。

そんな挫折のパターンがいくらでもあります。


インターネット上のCtoC系のサービスにはすべて「ポジティブフィードバックループ」の仕組みが入っています。

「褒めるシステム」が入っているのです。ユーザーがコンテンツを投稿し続けるためですね。ソシャゲと同じです。


たとえば、noteは初めて投稿したら「デビューおめでとうございます!」的なことを言ってくれます。次の日も投稿したら「2連続!さすがです!」と褒められる。

5日、10日、20日・・・

と続けるたびにバッジがもらえたり、あるいはスキが一定を超えると「あなたのnoteが読まれてますよ!」というメッセージが届きます。


これをされたら嬉しいんですよねー。

続けようって気持ちになる。

ユーザー数が多いプラットフォームは、このシステムがかなり精密に作られています。Twitterももちろんある。iQOSくらい依存性あるんじゃないですかね。


ですが、それはつまるところ

「ポジティブフィードバックがなければ、ほとんどの人は投稿を続けられない」

ということの裏返しでもあります。


noteをノリノリで書いていたのに、ある日いきなり「スキ」がゼロになってしまった。もう誰も読んでないのかな・・・、、となって落ち込むという。


このように、プラットフォームのシステムに「やるかやらないか」を左右されている以上は、なかなか成功することは難しいでしょう。

どれだけメンタルが強い人でも、がんばって作ったコンテンツに一切の反応がなくなると不安になってしまいますからね。

それで焦って変なテコ入れしてポシャることもあるという。



だから大事なのは「続ける理由」と「続ける仕組み」を自分で作ることです。

僕の場合、Youtubeの動画を投稿しているのは、お客さんのビジネスの感情的課題を解決するためです。

周りの特定のひとりに向けて撮ってるので、多くの人に観られなくてもいい。究極いうと再生回数が「1」でもいいと思ってます。

だから

「ふっさんのYoutubeって100回しか再生されてないじゃんwしょぼw」

って思われても別にいい。んーそこじゃないしなーっていうね。


ほかにも、noteを書く理由は、頭のなかに溜まった思考を整理したいからです。

思考の日記代わりに趣味で書いてます。そのついでに誰かの役に立ってくれればいいや、くらいの感じ。ライティング力もあげたいですしね。



だから、プラットフォーム側に褒められるかどうかは、二の次なんです。

たしかに反応があれば嬉しいし、感触みたいなものは感じる。



でも、反応がなかったからといって辞める理由にはならない。


そもそも、どんな物事でも、自分の努力を褒められることのほうが少ないですよね。


野球部で、家に帰ってから素振りを100回したとて、褒められることはないでしょう。

褒められるのは、ヒットを打ったときです。

ホームランをカチ込んだとき。つまり結果が出たときですね。



だから本音で言うので耳が痛いかもしれませんが、「いいね」「インプ」「再生回数」に一喜一憂してモチベが左右されるのは、仕掛けられる側の思考です。

分析の対象にはなるけど、やるやらないの判断軸にはならない。やめるときは仮説を全部試したけど売れなかったときです。



それでいうと、ブログやメルマガは、お客さんからの返信がSNSほどは来ません。

僕はメルマガ読者さんが4万人近くいますが、たまに返信がゼロ件のときもあります。

やったことがある人はわかるかもしれませんが、暗闇で叫んでいる感覚。久しぶりに4万人にメール送ると、解除500件とかくるときもある。エラーメールです。


別シナリオに4000件ほどあります。7月に送ったメルマガはエラー1000件でした

がんばってコンテンツを作って投稿したら、めっちゃエラー出るっていうね(笑)

そして、

解除されたときにラッキー!って思えるかどうかなんですよ。

届く人にだけ届けばいいって思ってるので、むしろ絞れて嬉しいって思ってますね。


でも、そういうときこそ教材をオファーしてみたらめっちゃ売れます。

先日もサクッと教材を販売したのですが60本ほど購入してもらえました。

毎回、返信がないけど読んでくれてる人いるんだ、と思うと嬉しいですね。



別のnoteでも書いたのですが、「反応しないお客さん」も大切にする必要があります。もちろん反応してくれるお客さんはもっと大切。

あった、これだ↓

↑この思考を持ってるので、決めたことを続けられるんだと思います。


てか、僕の場合、シンプルに結果でドヤりたいだけなんですよね。

ビジネスでいう結果というのは利益のことです。


SNSを使ってビジネスをやる以上は、価値提供をして、利益を生み出す必要があります。

だから、商品が売れたときや、お客から感謝のメッセージが届いたときに喜ぶのが正解なんです。

そんなときは自分にご褒美を用意してもいい。

僕の場合は嬉しいことがあったらマックのダブルチーズバーガーとコーラを食べてます。罪悪感あるけどご馳走です。



ちと難しいかもですが話をまとめると、ポジティブフィードバックループは「結果に近いところで、自分自身で仕組みを作るといい」ですよ。

だから、別にストイックになる必要はない。喜ぶポイントをなるべく変えるよう意識するだけです。

ぜひやってみてくださいね。



メルマガやってます。

続けたことでリストマーケの世界でトップレベルになれたので、ほんと続けてよかったですね。

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