扶桑町における「政治のエンタメ化」

扶桑町議会議員 山田あつきです。
本日の一般質問の最後に、鯖瀬武扶桑町長からお言葉を賜りました。
いずれ録画配信がYouTubeにてされますが、以下、手元の音声データを聴いての文字起こしです。

もう1つ付け加えさせていただくのはですね、山田議員はですね、この一般質問に際してですね、「私がどう答弁するか、推理をしてお楽しみください」と投稿していらっしゃいます。私はそんな気持ちでこの議会の場に臨んでいるつもりもなくて、そんなつもりで答弁をする・している気持ちは一切もございません。私の答弁を、そのような道具に使っていただくのは非常に私としても残念でありますし、全く理解できるものではございません。ということを付け加えさせていただきます。以上です。

令和6年9月9日 扶桑町議会一般質問内・鯖瀬町長の答弁より

町長がおっしゃっているのは、きっとこれのことだと思います。

まずは町長までもが私のXをご覧いただいていること、ありがとうございます!とこの場を借りて御礼申し上げます。

「全く理解できるものではございません」ということでしたので、その場においても、今までにおいても、これからにおいても、説明をする予定もなければ、撤回する予定もなければ、反省する予定もありません。
二元代表制、いろいろな考え方がありますから、町長の考えは町長の考え、山田の考えは山田の考え、一緒じゃなくて当たり前だし、どちらかから合わせにいくものでもないでしょう。

「質問(問題)」に対して「答弁(解答/回答)」があるのは当たり前のことであり、私は一般質問通告書や質問原稿を公開しているわけですから、それを見た方々が「どんな答弁をされるかなあ」と推理(推理:既にわかっている事柄をもとにし、考えの筋道をたどって、まだわかっていない事柄をおしはかること。)なさるのは自然なこと。それが楽しいと感じてもらえれば尚良し、その楽しさの中には我が事であるという意識が入りますからね。と、いうのが山田の考え方です。

鯖瀬町長「私はそんな気持ちでこの議会の場に臨んでいるつもりもなくて、そんなつもりで答弁をする・している気持ちは一切もございません。」
そうなんだ…

鯖瀬町長「答弁を、そのような道具に使っていただくのは非常に私としても残念でありますし、全く理解できるものではございません。」
そうか、町の代表と町民の代表が公開の場で質問と答弁を行うことを推理して楽しんで見てもらうことって、見方によっては残念なことで理解してもらえないことなんだなあ…

しかしながら「政治のエンタメ化」ということに対して、そういう考え方をもたれる方もいらっしゃる、ということでしょう。勉強になりました!

私はこのままのスタンスで、多くの方々に扶桑町政に関心をもっていただけるような「政治のエンタメ化」を進めていきます。
一般質問の録画配信が始まったら、せっかくなら多くの人に推理しながら、楽しんで見てもらいたいものです。
以上です!


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