暗号の歴史⑤上杉暗号「タイムトラベルマガジン」Vol.5
「歴史って、おもしろっ!!!!」
この記事では、元ITコンサルタントで教養系YouTuberのトーマスが、
人類の二大ロマン「過去」と「未来」に関する話題をお届け。
歴史とテクノロジーを学ぶ面白さを伝えていきます。
朝食は毎日シリアルを食べているのですが、今日はいつもと違う種類を買ってみました。味気がなくて不味かったです。トーマスです。
今日も頑張って書いていきます!
1.今日の名言
「人生で必要なものは無知と自信だけだ。これだけで成功は間違いない。」- マーク・トウェイン
「トムソーヤの冒険」の著者で有名なマーク・トウェインの言葉です。
無知は学ぶための意欲に、自信は行動の意欲につながるということだと思います。知らないから学びたい、自信があるからやってみたいという意欲が湧いてくるのです。
たとえ知識がなくてもやってるうちにつければ良いし、自信さえあればなんとでもなるということを言い表しています。
これからSNSで何を発信すればいいか分からないとか、やりたいことがない人は、とりあえずなりたい姿に向かって、自分のレベルで出来ることからやっていくのが大事だと思っている今日この頃です。
2.今日の偉人
今日誕生日の偉人を紹介するコーナー。
オールジャンルかつ、独断と偏見で選出します。
こういうところから思わぬ気づきやアイデアが生まれるものです。
「デレク・ジーター」1974年6月26日
今日は野球界から。
「ミスターヤンキース」と言われる、元メジャーリーガーのデレクジーターです。イチローともチームメイトになりましたね。
1995年に入団して、2014年引退までヤンキース一筋。
長い間キャプテンを務めて、5回のワールドシリーズ優勝、14回のオールスター選出、通算3000本安打以上。
野球好きで知らない人はいない大スターです。
WBC2009アメリカ代表のキャプテンも務めていましたが、
彼のキャプテンシーには僕も滅茶苦茶興味があります。
引退後は球団経営にも着手して、マイアミ・マーリンズのオーナーを2022年まで務めていました。今後の野球界への貢献にも期待です。
実は僕、小学校から高校卒業まで野球をやっていたので、
憧れのスターの一人です。
というか一番好きなメジャーリーガーと言っても過言ではありません。
ジーターモデルのグローブも今持ってるくらいのファンです。
彼のジャンピングスローに魅了された方は多いのではないでしょうか。
いろんなエピソードを紹介したいところですが、
語りだしたら止まらなくなってしまうので、ここら辺にしておきます。
3.暗号の歴史シリーズ
前回に続いて「暗号の歴史」シリーズ!
前回は「ヴィジュネル暗号」について解説しました。こちらです。
このシリーズは何篇かに分けて紹介していくので、
フォローしてお待ち頂けると号泣して喜びます。
参考文献:暗号 情報セキュリティの技術と歴史
4.上杉暗号
上杉暗号は、日本の戦国時代の武将・上杉謙信の軍師として知られる、
宇佐美定行が考案したと言われています。
主に、家臣団との間でやりとりする文書に使用した秘密の暗号体系です。彼が全国を股にかけて軍事行動を行うにあたって、指示や戦略を敵に知られることなく伝えるために重要な手段でした。
どうやって読むの?
イメージは将棋の駒の位置を表す時と同じです。
例えば、上杉暗号で「三二 五五 五一 六三」という暗号文が届いたとします。どういう意味でしょうか。
上記の表を参照して、2文字1組として解読していきます。
「三二 五五 五一 六三」
三列二行目は「た」
五列五行目は「こ」
五列一行目は「や」
六列三行目は「き」
「たこやき」ということになりますね。
このように表を使って解読するのが上杉暗号です。
つまり、同じ表を持っている人同士でないと、
暗号は解読できないということになります。
次回は「アメリカの暗号解読機関ブラックチェンバー」について解説します。
歴史って、おもしろっ!!!!
5.トーマスの「失敗で未来を拓く」
トーマスはよく失敗します。
その失敗談と得た学びを包み隠さずお話しするコーナーです。
会社の後輩に「前も言ったよね?」と言ってしまった話
僕の会社員3年目の時の話です。
当時はSierで営業職をやっていました。
その時のエピソードです。
3年目にもなり、仕事もだいぶこなれてきたところで、
新入社員鈴木君(仮)のOJTを務めることになりました。
僕もまだまだ若造でしたが、一応上司からは仕事ぶりを評価していただいたので、僕が仕事をする上で大事にしていた、
「分からないことは理解するまで聞きまくる」「全部メモをする」
この重要性は教えようと意気込んでいました。
「分からないことは理解するまで聞きまくる」
これについては、社会人の皆さんなら常識だと思いますが、
何も知らない新入社員が成長する方法は、上手い人をマネるしかありません。
これに関して僕ができることは、
先輩としてどれだけ聞きずらいオーラを出さずにいられるかが大事だと思っています。
だから、
僕が新人の時に感じた、聞きずらい先輩が言う言葉ランキングNo.1の
「これ、前も言ったよね?」
だけは言わないようにしようと決めて接していました。
これを聞いた瞬間、その先輩にはマジで聞きずらくなりません??
教えてもらうくらいタダじゃん。ケチ。とか思っちゃいますよね。
だからこれを回避するために編み出した方法が、
「全部メモをする」です。
聞いたことをその場で理解して、全てメモする。
仮に1年後に全てを忘れた自分が見た時にもわかるように、
手順書レベルでメモっておく。
こうすると1度聞いただけで覚えられる奴。みたいに思われるのでオススメです。
なので、
「分からないことは理解するまで聞きまくる」「全部メモをする」を鈴木君この二つを鈴木君に教えました。
でも、やっぱり何度も同じことを聞かれてしまうんですね。
自分も経験してるから、その気持ちを分かっているつもりでも、
「あれだけメモを見返してと言ったのになあ」とか
「前教えたことが無駄になっている」という失望感がこみあげてきてしまいます。
先輩の立場になってみて分かったのですが、何回も同じことを聞かれるのは面倒くさいんです。覚えてくれてないこと、メモを取ってくれてないことに腹が立ってしまうんですね。笑
そんなことが続いて僕は我慢できず、ついに言ってしまったんです。
「これ前も言ったけど、○○○○~」
一応、頭の中には「言ってはいけない。俺も言われて嫌な思いをしたんだ」というのがあったので、最大限の配慮をして、前置きとしてさらっとした言い方にしたのですが、言ってしまったんですね。
その時の鈴木君の落ち込んだ表情が目に入って、死ぬほど後悔したのを覚えています。
「やっぱり言われていい気しないよな」と思いました。
本質に立ち返ると僕が悪いんですよね。
本質は、新入社員が成長して一人前になることなんで、
僕が何回言ったとか関係ないんです。
「言われたことをなぜやらないんだ。対策を考えろ。」と厳しく言う選択肢もあると思いますが、それで出来るようになるとは思わないんですよね。
そんな先輩と一緒に働きたいと思わないですしね。
だから、根気強く教え続けるなり、教え方を変えるなり、背中で見せるなり、自分で工夫できることを試し続けるしかないと思った次第です。
なかなか相手は変えられませんからね。
その後半年で退職してしまったので、未だに育成の正解は見つけられてませんが、そこに気づいたよ。というエピソードでした。
6.トーマスから読者の皆様へ
質問募集
コメントに質問や感想を書いていただけると僕が笑顔になります。
質問があれば翌週の記事内で回答します。
歴史やIT以外でも、資格、転職(就活)系は詳しく答えられます。
自己紹介
レオナルド・トーマス
1994年生まれ。
Sier→ITコンサル→脱サラ→YouTuber。
会社員時代はNWインフラ専門。
※ネットワークスペシャリスト、情報処理安全確保支援士など取得
ニートになってから歴史の勉強に目覚め、
今は歴史とITを学ぶ面白さを広めるためにSNSで活動中。
趣味:哲学,歴史,野球,ONE PIECEオタク
SNS
※各種連絡はTwitterのDMにお願いします。
YouTube:歴史や教養系の動画を毎日投稿。(Shorts多め)
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TikTok:ポップでキュートなライブ配信をやってます。
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note:「タイムトラベルマガジン」を投稿。
https://note.com/fushinshathomas
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