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一生モノのコートなんてない!30代で15万円で買ったバーバリーのトレンチコートを手放した話

一生モノの○○って魔法のワードだ。

一生モノのコート
一生モノのバッグ
一生モノのジュエリー

そんなワードにあこがれた30代、私は恋焦がれていた一生モノのコートを購入した。
「バーバリーのトレンチコート」
(正確にはバーバリーブラックレーベルでした)

清水の舞台から飛び降りて、15万円で三越で決めたコートの袖に手を通したときは緊張した。
自分の格が上がったような錯覚さえ引き起こした。
大切に10数回は着たと思う。

その後、妊娠出産、乳児子育て期に突入し
数年間クローゼットで眠っていたコート。

一生ものなんだし、着てあげないとね!と袖を通してみて感じる違和感‥‥
腕周りがサイズアップし、着心地が悪い。
ベージュのコートを着ると顔色が悪く見える。

涙‥‥

そして再びクローゼットの守り神と化してしまう。

毎年春先には「また着れるようになってるかも」と期待して着てみるも
やはり腕周りがきゅうくつ。

そしてクローゼットに戻す、というのを続けてさらに5年。

片づけのサポートをしている私が、手放すまでなんと7年!かかった!

手放そうと思えたきっかけは最近読んだ1冊の本。
「人生が変わる1日1つ断捨離」

高価だったし、「もったいない」と思っていたけれど
この本は「もったいない」を勘違いするな、
使わない方がもったいないのだ。と説いている。

モノの価値を十分に活かすとは、つまり使うこと。
使われないモノに奪われるエネルギーや空間。
それこそが何より「もったいない」

人生が変わる1日1つ断捨離より

重い腰をあげて試してみたのは、ベルメゾンの不要品宅配買取サービス
kimawari fashion 

https://www.bellemaison.jp/cpg/kimawari/top_index.html

ブランド、ノーブランド、子ども服も全部一緒に買取してくれる
便利なサービス。
リユースが難しい服は、リサイクル工場で新たな製品の原材料として使われることになるのもよい。

ゴミにしてしまうのが忍びないような子ども服や、サイズが合わない自分の服も一緒に箱詰めして送るだけ!箱は自分で用意してもいいし、
申込みサイトから無料で届けてくれる。

今回箱に詰めたのは、

・バーバリーのコート
・マイケルコースのショルダーバッグ(ここ2年程出番なし)
・サイズが変わってしまったスーツ
・ツイードジャケット
・ワンピース(気に入っていたけど、デザインがかわいすぎてもう似合わなくなった)
・子ども服10着
の合計15点

7年手放せなかったコートの査定金額はなんと…3500円。
ベルメゾンポイントに変更しておいて、お買い物に使うつもり。

査定額のメール

メルカリ出品も面倒だし、リユースショップへ持ち込む時間もない私には
今回の選択はとても良かった。クローゼットが空いて、気持ちも軽くなった。

一生モノのコートなんてない。

自分の体形も、暮らしも変化していく。

その時にあった自分のお気に入りに袖を通せるように
クローゼットはなりたい自分に合う服を保管しておきたいと思った。


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