文体はいつ獲得するのか

仕事柄、他人の文章を読むことがたくさんあるのだが、形式がびたっと決まっていない文章の場合、文体が気になる。文章の良し悪しは置いておいて。

最近友人の日記をたくさん読むので、文体が様々で楽しい。

自分が不特定多数に向けて書くときは、なるべく引っかかりが少なく、なるべく平易な言葉で、さらさら読める文を自然と心がけている。小説やエッセイも好んで読むのはそういうものが多い。

でもめちゃくちゃ引っかかったり、硬かったり、キザだったり、翻訳独特の文体も興味深い。

以前、若者の書いた文をたくさん読む機会があった。しかもテーマや事実内容は全部同じなので、自然と文体に注意が向いた。
背伸びして大人っぽく書いたんだな〜とか、のびのび素直に書いてるな〜とか、文体から立ち上るよく知らない彼らを想像して面白かった。

よく知ってる人でも、書いた文読むと意外な一面が見えたりして、おっ、と思ったり、ドキリとしたり。内容もそうなのだけど、結構文体にも味が出るよなあ〜

文体はいつ獲得するのだろう?
やっぱり好きな作家とかなのかな?
でも全く本を読まない人はどこで?

このあたりは友人達がプロなので今度聞いてみようかな。

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