マガジンのカバー画像

note詩歌を集めましょう

459
noteで「詩歌」カテゴリーができるまで、noteに投稿されている詩や短歌、俳句なんかを集めていきましょう。皆さんが見つけた詩歌の投稿、詩歌に関する研究論文など、自由に登録して、…
運営しているクリエイター

#現代口語短歌

いちごつみ短歌 5月号 (vol.6)

※文芸ユニット【午前0時】のいちごつみ短歌です。紅井りんご(♧)→昼行灯(♣︎)の順で詠みま…

43

第1回ノートノベリスト詩詠み会 兼題「願い」(全エントリー作品)

おはようございます! 匤成です。 詩詠み会は。数は少なかったものの開催できたという意味で…

毎日短歌 148日目

ああ傷も声も吸い込みそのままに4人家族の家の基礎の弛み もしもしと言われた声があまりにも…

松田宏太
3年前
15

毎日短歌 147日目

通気してマシになった頭だけ裏切りだけを企てている 手だけなら状況だけをくり抜いて愛とは違…

松田宏太
3年前
11

短歌 「千葉県での君との暮らし」

~旅する日本語に捧ぐ~ お互いに相手を制御していると思い込んでる已己巳己夫婦 歳暮れて正…

16

毎日短歌 146日目

装束を解いた忍者が暮れ時にワイン片手にジャズに聞き入る 魔が差した柿の木に咲く焦燥が風に…

松田宏太
3年前
19

毎日短歌 145日目

ばかでかい三角定規で順番にみんなを指してく担任教師 頬にある冷たさの元辿っていけば体育館のフロアに帰る 実験と平和の間の猫じゃらしくすぐる相手を間違っている

毎日短歌 144日目

僕でなく君でもないもの無視できず外したメガネ掛けなおす夜 恋愛の残りのようなマフラーがし…

松田宏太
3年前
17

毎日短歌 143日目

おせっかいが発売中だったので思わず僕はいくつか手に取る 硬質な雲がなおさら発達し影という…

松田宏太
3年前
10

毎日短歌 142日目

包丁の切れ味程度で良いのなら言語次第で模倣できます ザルにすら引っかからない例外が下水の…

松田宏太
3年前
11

毎日短歌 141日目

悲しげにカタストロフィ撃ちまくるあくまでぼくの、きみの友だち 閉めること教えてくれたラン…

松田宏太
3年前
15

毎日短歌 140日目

4桁の数字で開く秘密ならよぎったもののその次で良い 雪でなく風でもないから君だった消去法…

松田宏太
3年前
18

毎日短歌 139日目

黒ずんだシャツをいまだに身につけて森に迷ったふりをしている 線と点いずれも赤で色つけて完…

松田宏太
3年前
14

毎日短歌 138日目

咳ひとつ初雪のなか埋もれてく個性を失くした立冬だった 偶然にみつけた自由を持て余し冬至の朝の庭にばらまく 僕はほら心配ないから先行きな寒露の先へ君を見送る