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※文芸ユニット【午前0時】のいちごつみ短歌です。紅井りんご(♧)→昼行灯(♣︎)の順で詠みま…
おはようございます! 匤成です。 詩詠み会は。数は少なかったものの開催できたという意味で…
ああ傷も声も吸い込みそのままに4人家族の家の基礎の弛み もしもしと言われた声があまりにも…
通気してマシになった頭だけ裏切りだけを企てている 手だけなら状況だけをくり抜いて愛とは違…
~旅する日本語に捧ぐ~ お互いに相手を制御していると思い込んでる已己巳己夫婦 歳暮れて正…
装束を解いた忍者が暮れ時にワイン片手にジャズに聞き入る 魔が差した柿の木に咲く焦燥が風に…
ばかでかい三角定規で順番にみんなを指してく担任教師 頬にある冷たさの元辿っていけば体育館のフロアに帰る 実験と平和の間の猫じゃらしくすぐる相手を間違っている
僕でなく君でもないもの無視できず外したメガネ掛けなおす夜 恋愛の残りのようなマフラーがし…
おせっかいが発売中だったので思わず僕はいくつか手に取る 硬質な雲がなおさら発達し影という…
包丁の切れ味程度で良いのなら言語次第で模倣できます ザルにすら引っかからない例外が下水の…
悲しげにカタストロフィ撃ちまくるあくまでぼくの、きみの友だち 閉めること教えてくれたラン…
4桁の数字で開く秘密ならよぎったもののその次で良い 雪でなく風でもないから君だった消去法…
黒ずんだシャツをいまだに身につけて森に迷ったふりをしている 線と点いずれも赤で色つけて完…
咳ひとつ初雪のなか埋もれてく個性を失くした立冬だった 偶然にみつけた自由を持て余し冬至の朝の庭にばらまく 僕はほら心配ないから先行きな寒露の先へ君を見送る