見出し画像

2022年12月3日

誕生日を迎えた。
毎週の土曜日よろしく、洗濯・掃除・買い出し・料理などをして過ごした。

直視したくないが、40年らしい。
だが、戸籍上以外は実感すらないので、もはやその数字になんの意味があるのだろうか、という気持ちまでしている。

おそらく40年ほど生きてきて、今感じていること。

思い描けば、意外と思ったようになる。

社会人になりたての頃などを思い返すと、社会人としてちゃんと自立していけるか不安だった。
実際、さほど仕事ができるというわけでもなく、でもいっぱしのビジネスパーソンとしてキャリアを築いていきたいと思っていた。

今でもキャリアと言えるほどのものでもないが、ポンコツ社会人だった私でも今まで仕事を続けてこられて、それもやりたいと思える仕事ができたり、だいたい何でも一通りのアウトプットが出せるようになってきたことを思うと、
「思い描いて進んでいけば意外と思ったところにたどり着くものだなぁ」
などとしみじみ感じている。

いろんな経験をして、だんだん柔軟になって、人間として今が一番まとも。

子供の頃から我が強く、あっちに行ってはぶつかり、こっちに行ってはぶつかり、穴に入りたくなるほど恥ずかしい思い出も山ほどある。
大学生活や社会人経験を踏まえて、社内の人間関係・取引先・マネジメントを通じて少しずつ自我を抑制してフラットに判断したり、色々な人の個性を受け止められるようになってきているのではと思っている。

次の世代に何を残せるか。

もう、自分のことはだいたいやりたいこともやったし、食べたいものも食べ、欲しいものも買ってきた。
だから、何か欲望が出てきても、これを得た時にはきっとこういう感情になるんだろうなーというのがわかって、その感情自体は経験したことがあるものなので、別にいいやと思える。

ほとんど欲望は無くなって、あるのは「子供の未来が明るくなるように」ということ。
一方でここ数年でさらに日本含め世界は大丈夫か?と思うことが増えてきた。
だから「自分の行動が、少しでも子供の未来のためになるように」ということを考えている。

SNS界隈では「日本のブレーン」とも言える方々が複数いる。
そういった方を見るにつけ、別に自分が何かしなくとも、こんな方々がいれば解決に向かうのではないかなどと思ったり、世界で活躍する若者を見るにつけ、こんな才能を生み出せる日本は、まだまだ大丈夫だとも思える。
そして、一人の天才の力によって、こんなにも一国の未来すら明るくなるのだと感動するばかりである。

さて。自分はどうするか。
新しい一年は、日々の生活のためではなく、「子供の未来が明るくなるように」ということをもっと深化させていきたいと思っている。
そうやって進んでいった先に、5年後・10年後はまた、意外と思い描いていた場所にたどり着いているはず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?