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Youtubeで広告がつかないコンテンツはどんなものがあるのか?

・Youtubeで広告がつかないコンテンツ

Youtubeの収益の出どころは、動画に広告を掲載してくれるスポンサーです。だからこそ、スポンサーが嫌がることや、社会的な意義がないことに関しては、広告がつかなくなります。
これをYouTubeではガイドラインとして定めていて、以下のようなことが該当します。


不適切な表現
暴力
アダルト コンテンツ
有害または危険な行為
差別的なコンテンツ
炎上目的、侮辱的
危険ドラッグや薬物に関連するコンテンツ
タバコに関連するコンテンツ
銃器に関連するコンテンツ
物議を醸す問題やデリケートな事象
ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ

不適切な表現とか、有害または危険なコンテンツ、物議を醸しだす問題やデリケートな問題など、あいまいなものも多いです。
やってみなけりゃわからないっていうのが、本音の部分かもしれませんが、すでに実績として、広告がつかなかった事例などは沢山あります。


・例えばどんなこと?

今だと、コロナウィルス関連の話は広告がつきません。
デリケートな問題としてとらえられているようです。
あと、流血しているシーンの動画も暴力としてみなされるのでアウト。
モザイクかかっていればオッケーの場合もあります。

あとは、男性でも乳首が見えていると広告付かない可能性が高いです。女子の乳首はもちろんアウトですね(笑)
爆弾の作り方とか、危険ドラッグの作り方などももちろんアウトです。

マネしたら危ないよ!というような内容に関してもダメですね。
例えばですが、ビルとビルの間をジャンプしてみるとか、昔流行ったバカッターみたいなもの。コンビニの冷蔵庫に入っている状態を見せる動画とかですね。

スポーツとしての空手や格闘技はOKですが、喧嘩を撮影した動画はダメとか。車に轢かれてみるとか、そういう危険なものもアウトです。

LGBTの批判とか、個人を批判するとかもアウトです。

・子供向けコンテンツに広告がつかなくなった

ヒカキンに代表されるようなトップユーチューバーの面白系動画。
これ、子供にめちゃくちゃ人気だったわけです。
その動画に、広告がつかない、もしくは広告単価が異常に下がるという事態が起きました。

これは「見ている子供に広告を表示して、モノを売るとは何事だ」とアメリカのほうで問題になり、それが日本にも適用された事例です。
たしかに、子供向けコンテンツにオモチャの広告を出して、親にねだらせるというのも、現代においてはいやらしいやりかたになりますから、問題になってしまったのも確かにわかりますね。

そこで、想定年齢層を上げていくために、ヒカキンも高額買い物系動画を増やしていったりして、想定する視聴者の年齢層を上げていく苦肉の策を行いました。

・大前提として考えるべきこと

この、広告がつかないものを定めるガイドラインですが、前提条件があります。「広告スポンサーが広告を出したくないと思うようなコンテンツ」であれば、広告が基本的にはつかないということなんですね~。

反対に、広告スポンサーが「こんな動画に広告を出したい!」というものを作ればよいということになります。
有意義な動画で、そこに広告を出せば、自社商品を気に入ってもらえるだろうと思えるような動画を撮ればよいわけです。

例えば、世界遺産を紹介して、個人的な意見を発信する動画。その動画を見ると、その世界遺産をぜひ見に行きたいと思う動画。
こんな動画には、旅行会社が広告を出したくなります。

また、僕の園芸に関するチャンネルでは、その植物の育て方を知ることで、やってみたくなるように作っています。そこに、園芸関連会社は広告を出したくなるはずです。

といったように、アウトなものを避けて考えるのではなく、広告を出したくなるであろうコンテンツを作っていけば、おのずと広告の質が上がり、1再生あたりの単価も上がってくるということです。
これは、視聴者さんからみても有益な動画になるので、おのずと再生回数が伸びていくんですね。
ここ、かなり深いです。


・今後、広告がつかなくなるであろうコンテンツ

こういうことって具体的に考えるよりも、抽象度を上げて何晏が得ていったほうが予測しやすくなります。
僕らユーチューバーは、広告主さんからお金をいただいているわけです。その広告主さんが広告を出したくないと思うような動画には、広告がつかなくなっていくでしょうね。

特定の商品を思いっきり批判する動画とか、見ていて気持ちの良いものではないですし、そこに広告を出す企業も、ちょっとおかしいのかな?と思います。
辛口コメントと、批判の違いを見定めていくのはとても難しいですが、批判は完全否定で、辛口コメントは良い部分と悪い部分が入り混じるので、動画を観れば一目瞭然。

ただし、AIがそれを理解するようになるまでには、もう少し時間がかかると思いますので、今はOKでも、将来的にNGになることは普通に考えてもわかることだと思います。

役に立つコンテンツ、有意義なコンテンツ、そういったコンテンツを発信していれば、広告はおのずと良いものがつきます。また、広告単価も上がっていきます。ポジティブな動画を発信していきましょう!


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