お笑いと音楽えとせとら

普段、僕はお笑いの舞台に立っている。

もう何年も舞台に立つのが当たり前の生活をしていると色んな事を忘れがちになる。 

僕は邦楽ロックが好きでサンボマスターとかガガガSP、ザ・クロマニヨンズのライブに行ったりするんですけど、開場して開演までのワクワクってすごいんです。それこそ開演の瞬間はテンションMAXになる。
お笑いのライブに来てくれているお客さんはどうゆうテンションの上がり方するんだろうか?
そもそもテンション上がるもんなのだろうか?
「ラジカセさんのボケ今日もイカすぅ!!」とか「とだのヌルヌルしたボケたまんねぇ!!フゥっ!!!」とかならなくないですか?
音楽には音楽にしか出来ない楽しさを提供出来ると思うんですけど、お笑いの場合はどうなんだろうか?自分がお笑いライブを見に行く立場になると、とりあえず思うのが、、、


「ケツ痛ぇ」

これに尽きる。特に浅草の劇場はケツ痛い。
1番後ろの席が良いよね。ウフフ。

音楽のライブが叫んで踊って歌うのが醍醐味ならばお笑いは沢山笑う事が醍醐味になる。
ただお笑いの場合はお客さんが笑いに来てるのに「メッチャスベる」と言う異常事態がよく起こる。
意味わかんなくないですか?笑いに来てる人達の前でネタやってスベる。まさに地獄。
楽屋でもたまに出番前に余りにも笑い声聞こえてこない時に言いますよ。

「あれ?お客さん全員死んだ?」

それ位ゲボ吐くほどライブが盛り上がっていない時は特攻隊になったつもりで舞台に上がります。

白目剥いて喉閉じちゃってる人達に笑ってもらうの大変ですからね。

一人の何も無い人間が何かをしてそれを知人でもない人が休みの日に時間とお金を使って応援するってすごい事ですから。

面白いネタ作る以外ないですね。
あーーー
お客さんを過呼吸で殺せるネタ出来ないかなーーー。

これが僕に似ていると画像が送られてきました。
どこがだよ!全然似てねぇわ!

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