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2021年7~9月プレイNintendo Switchゲーム所感


 Nintendo Switch用ゲーム購入&プレイ履歴と雑多な感想覚書。ほぼメモ。notゲーム紹介。基本的にプレイ順。未クリア含みます。
 まとめてみたら半分ぐらいは「気になっていたのをセールを機に買ってみた」タイトルでした。

HADES(2021/6/24発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000033130.html

 各所の高評価・注目の波に乗ってみたくなり、家族がプレイ意欲を見せていたこともあってアクション駄目人間がチャレンジ的に購入しました。結果から言うとラスボス倒せてません。
 たぶんあと何周かするか素直にゴッドモードでやればクリアできると思うのですが、なんだかプレイしてるうちに(というかほとんど最初期から)ハデスと喧嘩するのやだなぁという気分になってしまい……さらに何周もしないと和解までいかないんだろうし、と思うとあんまりモチベーションが上がりませんでした。家族はとっくにクリアしてました。

  なんてヘコたれたことを書いてしまいましたが、ゲームプレイそのものは楽しかったです。アクション駄目人間でも根気よく頑張れば前へ進めていける丁寧な造りのシステム、やり込みで解放される要素やテキストの質・量、ギリシャ神話への理解度も想像以上で、なるほどこれは高評価も頷ける、というのが素直な感想でした。
 にもかかわらず最後までやり通せなかったのは、アクションが苦手だからそもそもの周回プレイ自体の楽しさの上限がアクション好きな人に比べて低くなっちゃう……というどうしようもなさに加え、プレイヤーが初めの時点で「まずもって冥府=死者の国の王に息子=新たな命が生まれてるっていう設定がどうにも頷けない……」という気持ちから入ってしまっているのが良くなかったのです。つまるところ単なる自業自得です。
 まさかそんな理由でモチベーションが低下するとは自分でも思っていなかったので、惜しくもあり新発見でもあるプレイ体験でした。今後ちょっと気を付けよう。

迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ(2021/7/15発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000038744.html

 ビジュアルの印象からウォーリーのような世界をうろうろして遊べるのかな? と思っていたところ、実際は決まった道を進む形式だったのでやや拍子抜け……したのもわずかな間。プレイヤーを無用に迷わせずに目的地へ連れていきつつ、その道すがら見たいものはしっかり見せてくれる導線や、おかしみを与えるこまごました仕掛けがとても丁寧で好感触でした。
 誘導が親切なので道をあえて外れてから本筋へ戻る、をくり返せば隠しアイテムなどもうろうろせずに集めていける……のですが、ギミックの関係で前へ戻ることができないステージが1つだけ?あり、よりにもよってその中盤で取り逃しをしてしまったので、一回クリアしてからまた同じステージ……というプレイを余儀なくされた場面もありました。リトライがあったらよかったかな。あったっけな? 確か途中中断・再開の仕様がちょっと不自由だった記憶です。普通に1ステージ区切りでプレイしていく分には特に問題ないんだけど。
 絵だけでなく、進行につれて音色が増えていく&各ステージごとに特徴的なBGMも大変良く、プレイ時はイヤホン・ヘッドホンの着用をお勧めしたくなる一本でしたね。

 自分は普段は携帯モードプレイが主体ですが、描き込みが細かいだけに絵を楽しみ尽くす意味でも目の疲れ的な意味でもややしんどいところがあったので、このタイトルについてはTVモードに切り替えてプレイしていました。Switchはハード側でのズームも可能ですが、ソフトのほうにデフォルトでズーム機能が付いていると嬉しかったかも。

『G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.3「死者の楽園」 』(2021/5/6発売)

『G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.4「白鷺に紅の羽」』 (2021/6/24発売)

『G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.5「昏い匣の上」 』(2021/7/29発売)

『G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.6「対交錯事件」 』(2021/8/11発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000040317.html

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000042738.html

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000042758.html

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000043980.html

 前回に引き続き同シリーズをまとめて。確かプレイ自体もまとめてしていたかと思います。
 後になるにつれて質の向上したシリーズ、という評価を見ていましたが、なるほど納得。終盤にどんでん返し系の仕掛けを置く造りは踏襲しつつ、1作目・2作目の「それは駄目でしょ」「ずるいと言うよりうっとい」といった感想はかなり薄れて純粋に楽しめるシナリオになっていましたね。
 この4作の中ではやっぱり『対交錯事件』が一番奇麗にまとまっていたかな。『白鷺に紅の羽』も評価が高いそうですが、ちょっと叙情成分を狙ったぜ感が強いというか、急かつ無駄に現実離れしてしまった印象を受けてしまい、個人的には今ひとつでした。
 今後も続けて出していってくれるようなのでまた何作か発売されたときにまとめてプレイしようかなと思います。ひとつひとつのボリュームは控えめだからね(とか書いてたら大ボリュームと噂のタイトルの移植が発表されていた)。

『レゴ®シティ アンダーカバー』(2017/6/29発売)

『レゴ®DC スーパーヴィランズ』(2018/10/25発売)

『レゴ®ムービー2 ザ・ゲーム』(2019/3/28発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000000530.html

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000013223.html

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000013360.html

 そこそこメジャーなシリーズで評判もちらほら聞いていたのですが、なんとなく手が出ず、一斉セールを機に初めてプレイしました。まずレゴシティがWiiUからの移植で3DSでも展開していたことすら知らず……触ってみたらとても良くできていて二度びっくり。
 洋画・洋ドラのパロディ満載のノリは元ネタが明確にわからなくても楽しめたし、シナリオマップの導線もうまい。何よりレゴならではのギミックの、解法のわかりやすさから成るテンポの良さ、スクラップ&ビルドの気持ちよさ、単純な見た目・造りの面白さとバリエーションの豊かさに見事にハマり、飽きずにプレイすることができました。
 ただメインシナリオ外のサブチャレンジについては目的は違えど結局やることはだいたい同じ、というのものも多く、それぞれ数回ずつでもやれば満腹だけど無駄に10とか20とかある……という印象で、コンプリートを目指す気力は湧かず。カーチェイス系のチャレンジで望まない長距離移動をさせられるのもかなり面倒でした。
 またギミックをこなすために取得しなければならない技能の種類も多いので、「まだできないよ・開けられないよ」という仕掛けを見つけながら、そのたびスルーしなければならないのも気になりました。……という感想をそこそこゲーマーの家族に漏らしたら「オープンフィールド系のゲームは大体そうだろ」「ゼルダBotWが序盤からなんでもできたからなあ」「あれが変わってるんだよ」という会話になりましたが。

 で、シティが面白かったのでプレイ中に『スーパーヴィランズ』『ゲーム』もセール価格で買っておいたのですが、残念ながらどちらも少し触っただけでクリアできてません。
 『ヴィランズ』のほうはシティ以上に技能が多い上、これまた死ぬほど多いキャラごとの所持技能がばらばら、そして何よりギミックの解法が一見でわかりづらくテンポが良くないこと、『ゲーム』はギミックの仕様があんまり好みじゃない方向に変わってしまった(スクラップ&ビルドから所持ツールビルドになった)のと、カメラワークとマップが妙に劣化している気がするのとで今ひとつ……。
 そもそものコンセプトや基軸システムがそれぞれ少しずつ異なっているので、人によってはこちらのほうが好き、という場合もあると思いますが、自分はアメコミの知識も全くないしレゴ映画にも思い入れがないし、でシティは特別に良くできてたんだなあ……という感想になりました。

『死印』(2018/6/24発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000008201.html

 ホラーは苦手ではないのですが、怖がらせられるのは無理なのです。ホラー小説は読めるけどホラー映画は無理なのです。びっくり箱開けたらそりゃびっくりするよ!というのがダメ。そしてセールで思い切って買ったこの死印もダメでした。なんとなく予想はしてたんだけど……テキストだけならと思って……でもまあ驚かし要素あるよね……
 びっくりさせられるのが嫌すぎて攻略情報完全首っ引きでなんとか3章冒頭までは進めたのですが、こりゃ自分でゲームプレイしてるって言えんな、と虚しくなってギブアップしました。ホラーはおとなしく読み物だけを楽しむことにします。

『Curious Expedition』(2020/4/2発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000019466.html

 プレイ中の感想を端的に書いたツイートがこちら。

 とりあえず「難易度高くね??」が一番の印象だったのですが、ローグライク(ローグライト?)だしこんなものなのかな……。ひたすら死ぬので途中で諦めてイージーに切り替えたらさほど労せずクリアできました。
 ランダムイベントやら何やら面白いは面白いのですが、使用キャラを変えてもやる事はほとんど変わらないので2人クリアした時点で投げ出してしまいました。実績収集癖があるタイプじゃないと周回プレイはつらいかも。

『フォー・ザ・キング』(2020/3/26発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000018287.html

 TRPG式……というのかダイス式のRPG。内容自体はなかなか楽しいと思えたものの、操作系がCS機というかパッドコントローラーに最適化されていない感じでUI・UXともわかりづらく、積極的にプレイする気が起きずにやっぱり序盤で積んでしまっています。
 これに限らずPC展開がメインのタイトルはマウス&キーボードが前提の操作系になっていることも多いので、評判が良くてもCS機でやるとなるとちょっとバクチですね。最近は買う前に察する能力も磨かれてきましたがやっぱりハズレもあります。

『パラダイスキラー』(2021/8/20発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000037418.html

 コンセプトに惹かれて購入したものの、実際にプレイしてみると「謎解きADVとオープンワールド(オープンフィールド)は思ったより食い合わせが良くないな……」というコンセプト否定気味の感想が出てきてしまうという一本でした。有料のファストトラベル、ゲーム内通貨が重要証拠と同列にそのへんに落ちてる仕様、ほぼ使い物にならない地図……など各所レビューでも指摘されている欠点にはおおよそ同意です。
 あちこち歩き回って証拠を探すのが楽しい、という評も、自分も探索好きなので序盤はそこそこ楽しめたものの、「結局こういうゲーム展開ならプレイヤー自らうろうろする必然性あんまり無いな」と思った途端に面倒くささが勝ってしまい、今ひとつ乗り切れず……。
 会話とフレーバーテキストで少しずつ奇妙な世界への理解が深まり、謎が解けていく感触は確実に面白かったのですが、それって単純に謎解きADVの面白さであって、自ら歩き回れることに対して感じる面白さじゃないよね、という。ごろごろ落ちてる通貨も「証拠物件だけじゃフィールドがすかすかになっちゃうから、ほかに何か置かないと」という〝プレイヤーの楽しさ〟より〝オープンフィールド型推理ゲーム〟というコンセプトが優先されている都合を感じてしまったりして、個人的にはあんまり褒めたくはない造りだなと感じました。

 否定的な文を連ねてしまいましたが、奇妙ながらひとつの物語として筋の通った個性的な世界観やテキスト、「事実ではなく真実を求める(作り出す)」というシステムは面白かったし、買って損したとは微塵も思っておりません。
 ほかにない個性を持った意欲作であることは確かで、人を選ぶ、と言うよりゲームというコンテンツのどういった要素に重きを置いているかで評価が分かれそうなタイトルだな、という総評に落ち着きました。

 今回の記事だけでもわかりやすく出ていると思いますが、自分はゲームに対しては
「ゲームという枠に捉われない、技術や芸術、思想など多様な切り口で優れた・挑戦的な『作品』であること」
 ではなく、
「ゲームであることに自覚的で、『ゲームとしての愉しさ・触り心地・造りの丁寧さ』を追求した『エンターテイメントコンテンツ』であること」
 を強く求めるタイプの人間なので、現実での正しさや作り手の我・都合が、ゲーム的な正しさ・優しさより優先されていることが伝わってくると、それだけで良くない印象を受けて、評価が下がってしまうのです。
 本作『パラダイスキラー』で言えば、オープンフィールド推理という造りに対して「意欲」「新鮮」という項目に高ポイントは付けるし素直に賛するけど、じゃあ「だから従来型コマンド推理ADVより進化した/優れた/楽しいゲーム」と総合評価するかというと、それは全くもってNO、という感じです。

 芸術性や先進性、美麗な映像、肌に迫る空気感、リアルな物理現象の再現などなど、不要と言う気は毛頭ないけれど、別にそれらが無くても全く構わない。ゲームとして触れた時、遊んだ時に楽しければいい。
 久しぶりに発売すぐにプレイし、多様な意味で面白い内容だったのでリアルタイムで感想をやレビューを読んでみた結果、自身のそんなスタンスを改めて思い出させるという、ひとつのきっかけとして印象的なタイトルになりました。
 ……と、なんだか良くわからないまとめをしてしまったためレビューではないけどプレイ直後のメモを代わりに置いてお茶を濁します……


『殺人ミステリーマシーン』(2021/8/26発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000044231.html

 途中でプレイ断念しました。断念直後の評と主な原因がこちら。

 これもまあ端的に言ってCS機でやるゲームではないですね。画面がごちゃごちゃしてスクロール必須だし、ドラッグ&ドロップをメイン操作として要求されるのでマウスがないと厳しいです。確かタッチパネルにも対応していなかったはず……
 操作以外にも、関連する情報同士を繋げて謎を解明していくのがメインの流れなのに、「なんでこれとこれは繋がないのにそっちは繋げるの?」という疑問が何度も生じてしまう時点で、ゲームシステムそのものがちょっと破綻しているなと感じました。
 発売前の情報を見てみたところ、本当はAIで事件を用意するローグライトADV?にしたかったけど諦めた……という経緯があったらしく、言っちゃなんですがその時点でイエローランプ点いてた感がありますね。残念。

『Ring of Pain』(2020/10/15発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000031740.html

 確か発売と同時に体験版が出ていて、触ってみて面白そう、とはなったもののなんとなくセールまで塩漬けになっていた、いわゆる『Slay the Spire 』フォロワーのデッキ構築型ローグライク。実際始めてみたらやっぱり面白くて、本家同様に時間を吸い上げられることに。
 『StS』と比較するとそれぞれの手札のシナジーが薄く単体の強い弱いがはっきりしている分、運の要素がやや強く、以前の記事で書いた『Dicey Dungeons』が『StS』にひと要素加えたタイプであるのに対して、こちらは逆に要素を削ったようなシステムでかなりシンプル。それだけに無心で延々リトライしてしまう吸引力があり、初めは運ゲー感の強かったプレイングも慣れと実績による手札開放で次第に安定して深層まで進めるようになるなど、ジャンルらしい没頭感と試行錯誤からの進展のカタルシスが存分に味わえて満足の一本でした。
 自分にしては珍しく難易度を上げたプレイも行い、全網羅まではしていませんがノーマル・ミディアム・ハード全てでエンディングを見ることができました。このジャンルが好きな人には問題なくおすすめ、……するにはアートワークが本家に比べて万人向けじゃなさ過ぎるのが難点ですが……統一感があって奇麗で間違いなく良質なデザインなのですが、上のカード画像だけでも一見さんお断り感が凄い。実はグロくはないです。

『おすそわける メイド イン ワリオ』(2021/9/10発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000042928.html

 既に知られている通り、キャラクター操作型になったことで従来の作品とかなり趣の異なる作風になっていた一本。メジャーなタイトルだしシリーズもやっていたから、と体験版のプレイをサボって購入した結果、シナリオクリアはしたものの従来のようにハイスコア目指してやり込む気も起きず(というかハイスコアシステムが半ば機能していないので)そのまま放置、といういい失敗例になってしまいました。
 ちゃんと予習していればパーティ要素が強いことがすぐにわかって見送ったと思うのですが……シングルプレイヤーにはあんまり向かないシステムでしたね。これは差し出された選択肢を無視した私が悪い。作品は悪くない。もともと毎回コンセプトのがらりと変わるタイトルでもあったので、次からはしっかり注意しようと思います。

『NUTS』(2021/2/4発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000036368.html

 きっと自分と同じように「インディーワールド」での紹介をきっかけに購入した人も多いでしょう。そしていざプレイしてわかる「紹介されてた例のシーンが盛り上がりの最高潮だったな」という事実……
  独特の画作りやシステムはまさにインディー、という感じで良かったのですが、まあ先述の通りの観点から「ゲーム」として見た時にどうかというとそれはそれ、これはこれ。プレイについてもシナリオについても単調感は否めなかったです。もっとどんでん返しとかあるのかなと思ってたけどかなりそのまんまで……自然保護団体の関係の人が作ったのかな。
 またこのタイトルで印象的だったのは操作系のわかりづらさ。複雑とか最適化されてないとかではなく、超・非直感的とでも言いますか、普通はしないキー配置&表示で最初から最後まで慣れられず、押し間違いに次ぐ押し間違い。即時の操作が求められるわけではなかったので進行自体は問題なかったものの、そこそこのストレスでした。
 なかなか遭遇しないようなやりづらさだったので逆に興味深く、ちょっと制作側の人にプレイして貰って要因分析してみてほしい。

『マニフォールド ガーデン』(2021/5/20発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000037996.html

 これも多分かなり序盤にプレイ断念。狙いはわかるんだけど、さすがにプレイヤーの誘導を放棄し過ぎてるよ! 途中でループ落下のぞわぞわ感を永遠に味わう環境ビデオと化し、そこからちょっとは進んだけどそれ以上頑張る気力も楽しさも湧いてこず評価不能です……

『Carto』(2020/10/27発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000033232.html

 これもインディーワールドで紹介されていたタイトルでしたね。優しい絵柄にシナリオ、印象的な世界観とテキスト、易し過ぎず難し過ぎない、ひらめきの楽しさと画面変化の面白さ&オリジナル性を兼ね備えた良質の謎解き、と、全てが高水準にまとまったとても良いゲームでした。あえて言えば最序盤の謎解きが一番わかりづらくて、ゲームに入り込もうという段階でちょっと足踏みしてしまったところがあったけど、引っかかった点は本当にそれぐらい。
 謎解きとシナリオが密接に結びついていることもあってくり返しプレイするタイプの作品ではありませんが、謎解きパズル好きには迷いなく勧められる一本かと思います。バランスが良すぎると評価の高さに反して感想が薄くなるね……

『ピクロスS4』(2020/4/23発売)

https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000028785.html

 今さらなタイトルなんですが期間中にプレイしたのは事実なので……実はまだやってます。コンプリートまであと40問ぐらい。
 ゲームしたい気分だけど今あんまりやりたいのがないんだよな……という時に起動していて、楽しいから進んでプレイしているんだと言い切りづらい存在ではあるのですが、終わったらまた5も買うと思います。既に6まで出ているので安泰ですね。何が安泰なのかわからんけど……
 メガピクロスが好きでクリップピクロスやカラーピクロスはあんまり楽しめないという偏ったプレイヤーなので、好きなDLC買い足していく方式にならないかなあなどと思っているのですが、まあ無理だよね。


 改めて振り返ってみると期間の割に数が多いけど、プレイ断念したタイトルも多いな! でも全く手を付けてないわけではなくて、ちゃんと手を付けてから何らかの理由で積極的に断念してるのでまだ許されると思います。買って一度も起動してないタイトルが1本もないかというと、この期間は確かなかったけど、今年で見るとまあうん。
 もはや11月に入ってしまいますが、10月からのプレイタイトルは今のところ2本。プレイが長くなるだろう『真・女神転生Ⅴ』も控えているので年末にかけてもあまり増えなさそうです。もちろん増えたら増えたで嬉しい。お安いし『やわらかあたま塾』でも買おうかな。

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