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スウェーデンからやってきてこんなにもご飯を炊くことになるなんて思わなかった。

私が今憧れることの一つとして、例えば焼肉を食べに行った時に、いつもおうちで使っているお茶碗より3回りくらい大きなお椀に入ったご飯をもりもり食べられること。カツ丼とか天丼とか各種の丼ものを、ご飯を残さずに食べられること。おにぎりを一気に2つ食べられることなどがあります。

ご飯をもりもりたくさん食べられることが羨ましくて仕方ないんです。

私は特に少食ではないし、お腹が空いてたらしっかり食べられる人ですが、一度に多くの量が食べられないんです。
特にご飯は沢山の量を食べられないんです。
それが残念なんです。

なんでこんなにもご飯ご飯ご飯とご飯ばっかり食べたがるのかと言うと、ある時、素晴らしく美味しく炊けたご飯を食べ、その味に衝撃を受けた結果、ご飯が大好きになってしまったからなんです。

数年前まで私は、何の疑いもなく、ご飯を炊くのは炊飯器にお任せしていました。
美味しく炊ける炊飯器を使っていたので、炊き上がるご飯に不満を持ったことはありません。

ただ、ある調理器具で炊かれたご飯を食べ、艶々に光る甘いご飯の美味しさの洗礼を受けたその日から、もうご飯を炊くのは、その調理器具にお任せする、いや、お願いすることになってしまったのです。

今ではもうこの調理器具でしかご飯は炊いていません。

愛してやまない調理器具、その名はメスティン。

スウェーデンからやってきたメスティンは、まさか日本でこんなにもお米炊きを頼まれるとは夢にも思わなかったでしょう。

うちには大きなサイズ、小さなサイズがともにあり、炊飯には大きなサイズを使うことが多いです。

炊き方はこうです。
まずお米をとぎます。
よくお水を切ったお米をメスティンに入れます。
雑穀米にしたい時は、このタイミングで雑穀米を好きな量(私はもりもり)入れます。
メスティンの中に、(今の季節だったら)一合につき200ml程のお水を入れます。
雑穀米を足した時は、その分に対するお水も追加。
30分待ちます(私はメスティンを冷蔵庫に入れて待ちます)。
30分たったら、ガスの火にかけます。
初めは強めの火です。
シュンシュンと沸騰し、少し吹きこぼれるのを確認したら、弱火にします(うちのガスコンロは火力推し!のコンロのなので、とろ火が苦手です。弱火にすると火が消えてしまうため、中火寄りの弱火ですかね。)。
その火加減のまま(今の季節だったら)10分待ちます。
10分たったら、火を止めて、メスティンを保温ケースに入れます。
15分蒸らします。
15分後、保温ケースからメスティンを取り出し蓋を開ければ、艶々に光りお米の一粒一粒が立っているご飯とご対面!です。

ふんわり混ぜてさらに蒸らしても良し。
もう、すぐにいただいてしまうのも良し。
メスティンで炊いたご飯は、噛むほどに甘く、香りがよく、おかずがなくてもそれだけでどんどん食べられてしまう美味しさです。

お米ってすごい!ご飯てこんなにも美味しいものなんだ!と初めて心から思った時に、ご飯が大好きになりました。

メスティンにもお米農家さんにも日々感謝です。
本当にありがとうございます。

わたしの今年の目標は「お米を沢山食べられるようになる」ですので、一度に多くは食べられなくても、こんなにも美味しいご飯を、少しでも多く、健康的に食べられるようにと、1日1回はご飯を食べるようにしています。

さて、こんなにもご飯への想いを強くしてくれた愛するメスティンが居るにも関わらず、この間の日曜日に、我が家に新たなる炊飯釜がやって来てしまいました。
家族が購入したけど使わなかった炊飯釜を譲り受ける事になったためです。

さてどうしましょう。

このお釜は土鍋風のフォルムで、お釜はステンレスとアルミの4層構造らしく、蓋はガラスで炊き加減が確認出来て、沸騰すると音が鳴ってお知らせしてくれるとのこと。
なんだか美味しいご飯が炊けそう…

あぁ!どうしよう!
このお鍋も使ってみたい。
でもそれはメスティンへの裏切りにならないかな?
あ!このお鍋は一度に多くの量のご飯が炊けるみたいだから、沢山炊く時用ってことで使えば裏切りにはならないんじゃない?とか考えながら、新炊飯釜を眺めている私です。

このお釜で炊くご飯情報も、いつかお伝えしたいと思います。

篠原 友紀

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