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「アイニク」のお稽古してます。
こんばんわです。
1月は5日からシリコン第二回公演「アイニク」のお稽古が始まりまして、一昨日からはスタジオに入ってのお稽古になりました。
スタジオ内には舞台セットが組まれ、本番さながらの環境でお稽古ができるという、とても贅沢な時間を過ごしています。
今回の舞台セットは、非常に居心地の良い空間なので、セット内に自然と人が集まり、各々が思い思いの方法で(きっと、かなり、)リラックスして過ごしています。
その光景を思い出した今、日々の生活、日常の色々を共有することで、この作品は深みを増し、そして軽やかさも増していくんだろうなぁと思いました。
稽古場ではそこで起こることがどれも面白く、あっという間に時間が過ぎていきます。
面白いに遭遇するたびに、発信源であるそれぞれの方の魅力に圧倒され、同じ場所に私が居られることはとてつもなく奇跡的になことなんだからね!篠原!と思わずにはいられません。
そう思った時には、この奇跡的なことは必然だったんだ!と確信できる日が来るようにするんだと、高まった気持ちをそっと鎮めて、地に足をつけるような感覚で自分のことを見るようにしています。
本番前は気持ちが落ち着かず、小さなことにムキーっとなったり、やらなくちゃいけないことに対してやれることが追いつかずにぎゃーっとなったりしますが。
そういうのある、ある。あるよ、と。
あるからあるものとして素直に受け入れてしまって、奇跡的なことは必然だったんだなという確信を持てるように、本番でみなさまに楽しんでいただけるように、地に足をつけて、お稽古に向き合うことが大切なんだと、このnoteを書いていて気付きました。
出演されている方々はどの方も、その人にしか出せない魅力をたっぷり持っています。
そして、「アイニク」は、その魅力が存分に活かされている物語であり、またそれを観た方が主人公になる瞬間があるお話だと思います。
このお話がお客さまの深いところに届きますように、明日からもまた密に「アイニク」と過ごします。
篠原 友紀
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