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お花だ。これはお花だ!

時は今年の夏に遡ります。
8月12日にアップされたフルタ丸のラジオ「オーダーメイド」から始まったお話。

レザークラフトが得意で、自身の身の回りのものがほぼ自作の革製品になりつつあるフルタジュン氏に、ラジオ内で真帆ちゃんと篠原から「これが革製品であったら嬉しい!」という希望を強引に伝えることに。

革でどんなものが作れるのか良くわかっていない私たちなので、ひとまず作れるか作れないかは考えずに、何が欲しいかということだけを伝えます。

真帆ちゃんは「台本カバー」。
篠原は「お花」。

この話をするまでフルタさんは、フルタ丸講談を始めたこともあり、張り扇と扇子をセットで収納できる入れ物をみんなに作ろうとしてくれていたそうなのですが、全然違う希望を出してきた2人のオーダーをガツンと受け入れ、夏に作ってみます!と宣言してくれたところでラジオは終了。

時は流れ、秋が始まろうとしている9月の中旬のある日。
フルタ丸ミーティングでみんなが集まったその日に。
なんと…
なんと!
なんと!!

篠原があの日、ラジオであったらいいなと話していた革製品が目の前に現れたのです。

なんと、判子はフルタさんのお父さんの手作りだそう!

封筒を開けると…

「お花」というオーダーに対してフルタさんが考え抜いたところで生まれた作品。
お花をモチーフにしたパスケース。

こちら面は黄色。
こちら面はピンク。
左上あたりにある穴から、
反対側の革の色が見えるんです。


黄色やピンクの革は花びらで、その端に添えられた緑の革は葉っぱ。
革を縫いつける糸の濃い青緑の糸は茎。
おぉ!これは紛れもなくお花ではないか!

「僕がお花を作品にするとこうなります」が詰まっている…。
作品を作った人の感性がここに詰まっている。
わぁぁぁぁ。

こんなにも壮大な作品が目の前に現れたことで、何も考えずにあったらいいなと思ったものを口にしてしまった自分を恥じ、恐縮し、後ろめたい気持ちに陥りそうになりましたが、いざそれを手に取ると、しっとり柔らかな革の手触りや優しい色味の可愛さにとろけ、持っているだけで嬉しくなる気持ちの勝利!

その人からしか生まれない作品を手にするって、こういうことなんだな。

激務で多忙で睡眠不足であろう中に、世界にひとつだけの作品を作ってくれて、フルタさん、本当にありがとうございました。

真帆ちゃんの「台本カバー」は、お花パスケースと並行して何度か作ってみたそうですが、フルタさんの満足のいく作品にはまだ仕上がっておらず、これから改めて作成予定とのこと!
真帆ちゃん、楽しみだね!

篠原 友紀



フルタ丸講談 vol.2 『八百長入門』
日程:2023年11月29日(水)~ 12月2日(土)
会場:シアター711

【チケット】
一般:4,000円 学割:3,000円(要証明)
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通

【最速先行予約を受付中】
カンフェティ WEB販売ページ
http://confetti-web.com/furutamarukoudan_2

最速先行予約期間 2023年9月1日(金) 10:00 ~ 24日(日)23:59
特典は「八百長入門」オリジナル千社札の栞をプレゼント!!

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