見出し画像

小さな小さなのど飴

日々作られていく予定には、自分でコントロールできるやつと自分でコントロールできないやつがあります。
自分でコントロールできる予定に対しては前向きに挑めるけれど、コントロールできない予定に対しては「いい感じでやってきてくれ!」と祈るのみで、いつかそれがひょいっとやって来るのを待つことしかできません。
そんな時は、ひょいっとやってきた時点でさくっと動けるように、プランA、B、時にはプランCくらいまで作戦を練っておいたりはします。
今日、自分でコントロールできない予定が、最高のタイミングでパシリと決まることがありました。
あとは体力を持って挑むのみです!
まずは良いタイミングでやってきてくれた予定に、感謝!ありがとうございましたです。

ただいまフルタ丸講談「八百長入門」は絶賛お稽古中なのですが、先日、お稽古に向かう途中でこんなことがありました。
歩きながら、背負ったままのリュックのポケットに腕を回して、ポケットから定期入れを取り出しました。
その時に、何かがポロッと落ちた音がして、ん?と思って振り返って見ると、同じポケットに入っていたのど飴が一緒に出てきてしまったようで、道の真ん中にちょこんと落ちでいました。
振り返るまでに少し歩みを進めていたので、ちょっと離れたところから道路に落ちた小さなのど飴を見つめる時間がありました。
その時、道路にポツネンと存在するそののど飴を地球規模で見てみたら、あまりにも小さくて驚いてしまいました。
こんなにも小さなのど飴だけど、確実にこののど飴は私の喉を癒してくれます。
こんなにも小さいのに、ものすごく大きな働きをしてくれます。
誰かに求められて、誰かのために、自分にしかできないことをしてる。
すごいなのど飴と思いました。
私はそういうことできてるかなと思って、自らを反省しました。
私も誰かのために自分にしかできないことをしたいなと思いました。

のど飴を拾ってから、稽古場まで向かう足取りはとても軽かったです。

同じ日。稽古場近くで見つけた道路に落ちていた枝。
漢字の「下」?!
面白いなぁ。


フルタ丸講談「八百長入門」の本番の日がぐんぐんと迫って来ています。

地球規模で見たら、ほんの小さな出来事かも知れないけれど、「八百長入門」を観てくれた方に、観劇後、少しでも良い気持ちになってもらえたり、おうちまでの足取りが軽くなってもらえたらいいなと思っています。

そうなれるように励みます。

篠原 友紀


フルタ丸講談 vol.2 『八百長入門』
日程:2023年11月29日(水)~ 12月2日(土)
会場:シアター711

【チケット】
一般:4,000円 学割:3,000円(要証明)
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通

【ご予約はコチラから】
カンフェティ WEB販売ページ
http://confetti-web.com/furutamarukoudan_2

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?