2020年オークス回顧

 オークスはデアリングタクトの無敗の2冠制覇でした。馬体は抜けて良く見えましたが、発汗が目立ったのと馬群の中では力む、しかも道中は最内を通った馬が圧倒的に有利という馬場だったのが不安でしたが、直線でも何度も進路変更したにもかかわらず凄い脚を使って勝ちました。まるでゲームでも見ているかのような脚でした。パワーがあるタイプなので、海外へ行ってもいい競馬ができそうです。コロナの影響で遠征は難しいかもしれませんが、いずれ海外での走りを見てみたいですね。

 2着のウインマリリンは鞍上が非常にうまく乗りました。あの枠からインの2番手は素晴らしいの一言。ちゃんと馬場が分かっているということです。馬自身も良い競馬ができましたし、秋は秋華賞の舞台なんかはピッタリでしょう。

 3着のウインマイティ―は馬体にボリュームが出て非常に良く見えましたし、本命を打てなかったことを後悔しています。この走りはもちろんフロックではありません。秋も期待できそうです。

 リアアメリアはよく走っていますが、大味な競馬しかできないタイプなので馬場設定が厳しかったと思います。力はあるので、外が伸びる馬場で買いたいです。

 マジックキャッスルは直線の進路取りで不利がありました。進路を見つけて飛び込んだところにデアリングタクトが寄ってきて進路がなくなる不利がありました。あれがなければ際どかったでしょうね。ただ、馬場自体内が伸びていたので、道中の位置取りを考えれば内を突ければ良かったのではないかと思います。まあ、これは結果的な話ですが。

 期待したクラヴァシュドールは物足りない結果でした。鞍上は馬場を気にしてということでしたが、ツナギがかなり柔らかいので馬場は大丈夫だと思いますが、時計が速い割にパワーを要する馬場が合わなかったのかもしれません。手応えが良かったので、早めに追い過ぎたのも敗因の一つかもしれません。もう少し短い距離で見直したいと思います。

 デゼルは良い馬ですが、ここはキャリアの差でしょう。そのうち通用しそうなものは持っています。

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