さあ、「健康」になって何をしよう？

　皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。
　長い梅雨がやっと開け、夏本番となりましたね。関東甲信地方で8月に梅雨が明けるのは13年ぶりの事の様です。
　新型コロナウイルスに関しては、未だ全世界へ広がり続け、「Life with Corona」として、共存という新たなライフスタイルが求められています。何ヶ月も家に閉じこもり続ける訳には行かなくなっているからです。そこで重要となるのは、身体の健康を守る為の対策はもちろん、精神的な健康維持活動です。
　今回は、「身体の健康」と「心の健康」の関係についてをお伝え致します。

◎「健康」とは？
　WHOによると「健康とは、身体面、精神面、社会面における、全てのwell-being(良好-性)の状況を指し、単に病気・病弱で無い事とは意味しない」とあります。つまり、身体が健康という事だけでは、真の健康とは言えないのです。
　現に、新型コロナウイルスに罹患していない方でも、家に閉じこもり続けてうつ病になったり、心配するあまりパニック症状が出る、ストレスを抱え込み虐待や自殺の件数が急激に増加しています。
◎「身体の健康」のその先に描くもの
　私たちが強くお伝えしたいのは、身体と心の健康のバランスの重要性です。私たちは長年にわたり、医療・介護を通じて沢山の方々の健康をお手伝いしてきました。新型コロナウイルスに関わらず「健康でありたい」と願う事は自然であり、食事や運動など健康に気を遣っている方は多くいらっしゃいます。特に国民皆保険のないアメリカでは、健康意識の高い方が多くみえるのではないでしょうか。
　ただその中で、健康な身体を得たその先に、何をしたいかを考えている方は決して多くはないのが現状です。旅行に行きたい、孫の結婚式に出たい、スカイダイビングに挑戦したい、いつまでも家族と過ごしたい等、何でも構いません。何か１つでも夢を描いてみて下さい。今であれば、オンライン等可能な範囲でも構いませんので楽しみを見出し、社会活動も行って下さい。テレビ電話やオンラインコミュニティへの参加、家でのエクササイズ等もオススメです。その夢や楽しみ、人との関りが心の活力となり心の健康を守り、更には人生の質も高めてくれるのです。そして、心の健康が更なる身体の健康を支えてくれます。

　感染予防ばかりで気分が滅入ってしまいがちですが、身体面、精神面、社会面全てを満たした、真の「健康」を意識してはいかがでしょうか。
　皆様のご健康を心より願っております。

　健康に関するご相談は、どうぞ一人で悩まずに、下記の問合せフォームからお気軽にご連絡下さい。看護師や理学療法士が心身両方に対する健康のアドバイスを無料で丁寧にさせて頂いております。また、日本の介護•医療情報や日本への帰国に必要な情報もお伝えしております。

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