【防災玉手箱】オンラインde家族ぼうさい会議 「洪水災害から命を守る避難行動計画を考えよう」
2020年7月12日(日)10:00~12:00 参加世帯:10世帯
長岡市内小学校4~6年生の児童と保護者を対象に、イベント「オンラインde家族ぼうさい会議」を開催しました。
私たちの住む新潟県でも大きな被害のあった7.13水害から16年。
毎年のように各地で起こる洪水災害。今も九州・岐阜・長野等で大変な被害が出ています。
「かつての被災市として、絶対に逃げ遅れない家族になる!!」
20年6月に配布された新長岡市洪水ハザードマップを一緒に確認しながら、川ごとに地図あるのはなぜだろう?この色は?このマークはなに?河岸浸食って?などを実際の被害写真で紹介しながら、洪水ハザードマップが伝えていることを確認しました。
より安全な避難行動を考えるためには、自分の住んでいる場所が川が溢れるとどうなるのかを知ることから。
長岡市独自の避難行動「長岡方式の避難行動」の説明をし、川ごとに異なる「適切な避難行動」を話し合いました。
「○○川が溢れそうなときは自宅の2階やその上に避難します」
「自分の家は△△川でも、〇〇川でもどちらの川があふれたとしても、自宅では助からないから早めに親戚の家に行く」
「私の家は自宅の2階に避難する。それでも情報を見てダメそうなら近くの避難所へ行く」
発表から、川ごとに命を守る行動が変わることへの理解が深まったことが伝わりました。
地震と違い、洪水災害はある程度は予想が可能です。情報を集めることで、適切な早めの避難行動ができ、命を守れます。
でも、「いつ、どのタイミングで避難したらよいのか。」「色んな情報があるけど、よくわからない…。」
TVやラジオ、インターネット等で届く情報の内、「警戒レベルと避難情報」を中心に、様々な情報が何を意味するのかを確認。
川の水位が気になる。けど、絶対に見に行ってはダメ。川の水位情報を確認できる防災アプリなどを紹介しました。
避難するにはどんな準備が必要なのか。普段からの準備は、防災グッズだけじゃない。家族との約束事も大切。
洪水災害から命をまもる「適切で早めの避難」をするための「備え」について考えました。
最後に家族で「わが家の防さいタイムライン(洪水マイ・タイムライン)」を作成!
小グループに分かれて、発表し合いました。
「市の発表する避難情報だけに頼らない。河川ライブカメラや気象情報、外の雨の降り方などを確認しながら、自分たちが危ないと思ったらすぐに避難する」など、家族間での意見交換もありました。
保護者の皆さまからは「長岡方式の避難行動を初めて知った」「川ごとに避難行動が違うことを初めて知った。自分の両親にも教えたい。」「貴重な話を聞けたし、何よりも家族で話し合うこと機会ができた。参加してよかった」等の感想をいただきました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
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