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古本のリサイクル

リサイクルショップへ古い本や雑誌を持っていく。
価格を調べてもらっている間、店内を見てまわった。
どのカテゴリにとあまり当てもなく歩いて回った。最近、本はアマゾンで欲しいのあったら買うし、Kindleで電子書籍でも手に入るし、久しく来てなかったな〜と思いながら。
教育本コーナーで、お金の教育、みたいな本があったので、ふと手に取ってみる。中には、貯金の仕方、させ方とかそういうことが書いてあった。

最近、お金についての記事や本や読むことが多くなり、考え方が少し変わってきた。お金とはエネルギーみたいなもので、どう使うか、循環させていくかが大切なんだな〜と思っている。日本では、お金の仕組みや使い方について、いい教育がないと言われる。もちろん僕も習ったことはないし、親の教育は、いざというときのために貯蓄し安定した収入のある職業につくことが大事、と例外なく教わった。

最近での僕の好きな著名人、有識者は、これまでの日本のお金に関する教育、習慣をよくないと言っている。これから特に、お金の価値観が教養として必要になってくると思う。

このお金についての本を見たとき、これからの時代にはそぐわないノウハウだろうな、、、と思いながら、本棚の前でながめていた。
ここで本を探す人は、勉強しようと思ってここでの選択肢の中から書籍を選ぶのだとしたら、過去のものを現実のものとしてインプットすることで、それはたぶん無駄なこと。ビジネス書もそうかもしれない。
親からの教育も、そういう意味では親の時代に合った常識であって、これからは違う。
だからそれが正しいと、子供に教えることには責任がある。
子供は、親の言ってたことをやはり大事な部分として残していると思う。

情報の取捨選択を個人が選んでいかないといけない時代。
テレビのニュースが正しい、というわけでもない。
国が発信するものが、全てそのタイミングで正しいというわけでもない。
みんなそれぞれの事情で、都合のいいように情報発信する。

とはいえ、いろんな情報の波に乗りながら、うまく生きていかなければならない。いろんな人の話を聞いて、自分の考えも深めながら、直感と心でどこに沿っていかなければ。そして日々自分をバージョンアップしていかなきゃいけない。

ぼや〜とそんなことを考えてたら、店内アナウンスで呼ばれる。
今日持ち込みの古本は価格は付けられないが、無料なら引き取りできます。

僕は、全て本を預けて本屋を出た。

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