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住まいと一杯の味噌汁

はじめまして、ふるまい家です。

一杯の味噌汁。

あなたは味噌汁が好きですか?

丁寧に、素材から出汁をとり、
良きタイミングで味噌をいれる。
そのベースさえ、きちんと仕事をしていれば、
具材は大抵、なんだっていい。
素朴で、味わい深くて、
どんな具材をいれても大抵美味しくなる。

一杯の味噌汁をつくること。
そこにふるまい家が考える
住まい作りの根底がある。

ふるまい家建築設計事務所は、
夫婦ふたりで設計事務所を営んでいます。
代表の古舞(通称ダンナマイ)は、
控えめで、物腰柔らかな
聞き上手の末っ子長男。
だけど自分のスタイルはまっすぐに貫きます。
パートナーのヨメマイは、
自由奔放かつ生真面目な凝り性。
もの作りが好きで常に何かを手作りしてます。

2021年に『ふるまい家建築設計事務所』を
設立して以来、何気ない日常の中にある
"住まいの在り方"を通じて
"豊かな暮らし"を探求しています。

さて、冒頭突然の味噌汁から始まりましたが。
ふるまい家が考える住宅設計も、
まさに同じことなんですよね。

家は、ベースです。
味噌汁でいえば、お汁。
そこに住まう人がいて、"暮らし"が入る。
それが"具材"なんです。
住まう人によって具材は様々。
だからこそ、ベースは素朴。

その素朴なベースに味わい深さが出るのは、
木や左官など、質感の良い素材を
きちんとバランス良く取り入れるから。

もちろんその上で、
住まい手がどんな具材を求めているかは
しっかりと対話のなかから見つけ出します。
この対話は、例えるなら”出汁”のようなもの。美味しいお味噌汁は、
丁寧に出汁をとることから
はじまると考えています。

味噌汁って、
こだわらなければ誰でも作れますよね。
家も、実はそう。
作り上げられた技術と製品を組み合わせて、
一定の基準を守りさえすれば。

でもそこに、
なにを感じるだろう。

あなたは、住まいに、暮らしに、
何を感じたいですか?

そこに、建築家という生業の、
そして『ふるまい家』の、
存在意義があるんです。

こんなふうに、建築を料理にたとえるのは、
ダンナマイの父が料理人で、我々自身も料理が好きだからかもしれないですね。

ふるまい家が提案するのは、
丁寧で、味わい深い、
一杯の味噌汁のような住まいです。

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