見出し画像

消えてゆく古本屋の話

先日、地元の古本屋さんの店主さんが亡くなった話を
お客さん伝いに聞きました。

コロナ禍の中、出来る限り参列者を抑える為
新聞等に載せず、家族のみでの葬儀だったようです。

古本屋は店主が亡くなるか大病をすると
閉店・廃業するパターンが多いです。
跡を継ぐ後継者が居ないのです。

昔ながらの小さな古本屋は基本、一人で仕事をこなし
一人で利益を出します。
従業員を雇ったり、
後継者を育てるのが難しい現実が有ります。

ですので、跡を継ぐにもノウハウや情報は無く
誰にも引継がれず、古本屋は閉店します。
厳しい現実です。

亡くなった古本屋さんの話に戻りますが
そのお店は、息子さんと従業員さんが居て
跡を継ぐそうで、安心しました。
しっかりノウハウや情報は継承されたのでしょう。

閉店したお店は二度と戻ってきません。

自分の仕事を誰かにバトンタッチ出来るのは
幸せな事だと、私は思います。

#古本屋 #事業継承

投げ銭はこちら。