GURU(宇髄さんver.のこと)

なんとなく急にこちらの動画の事を書こうと思い立ったので勝手に書く。
「MY_BEST_MMD2023」のタグをつけるかかなり二択で悩んだ位に、割と作りこんだ(当社比)気でいます。
どちらかというとコメントの感じから、お借りした美しいモデルさんのファンの方が気に入って見てくださって再生数がじわじわと伸びてるのかな、という印象ですが、ここはこういう風な気持ちで作ったんだって事がなんとなく伝わればいいかなと思います。まぁ、んなことたぁ動画を見るうえで必要ねぇ!ってくらいに、うんちくなんて実際は不要で、見る側の好きな解釈でいいんですけどね…

GURUは以前に、3人モーションでお借りしていて動画を作っていて

こちらのモーションでは、他のむむだーさんとキャッキャウフフで同キャラ同モデル縛りで思い思いに編集して楽しんでいたので、この曲で「コイツ誰だ?!」って私の存在がうっすら界隈の方に…まぁうっすらね、見つか…気づいていただいた機会になったのではないかと勝手に思ってるのですが…
でもまぁ、それももはや随分前の話なので、年寄の昔は~のネタのようなもので、きっと今も相変わらず誰だよ、という存在ですけども。
まぁ、余談が過ぎましたが、そんなこんなでGURUに対してはやり切った感があったのですが、そんな時に一人モーションを拝見して、うっわこちらもめちゃくちゃにかっこいい!これは宇髄さんでやるしかない!!と思い立ってお借りして作ることにしました。

折角彼の一人モーションならば、彼の半生を描こうと思い「業を背負って生きてきた」彼の暗い半生を、明るい表情で描こうと思いました。踊り手さんもいい表情で楽し気に表現されてらしたし。
なので割とこのモデルさんは、クールな表情でお借りしてる方が多いイメージがあったので、彼らしいいたずらっ子な表情もこのモデルさんで見たいなと前々からふつふつと思っていたのもあり、ありがたい事に沢山表情モーフを入れて下さっているので、そこをどうきれいに映してあげられるかも自分の中で楽しみな挑戦でもありました。

冒頭、背景がお墓:
これまでの彼を一言で表すならやっぱりこれかなと思うのがお墓でした。一族を、兄弟を殺めてきた彼がお墓の前で揚々と踊らせるだなんて私もつくづく外道だな…

くのいち:
美しいモデルさんの表情を見せられないのは大変心苦しかったのですが、今回は宇髄さんに焦点を当てる事、そしてくのいちの立ち位置を表現したくてこの状態で出てもらいました。
忍にとってくのいちという存在は元来使い捨て、のようなニュアンスの表現があったように(彼は自分よりも大切な存在だとしているけれども)背を守らせ、前に立たせた事は、くのいちという存在が盾となる存在だったのを彼女たちが認識していて、そう立ち振る舞おうとしていた事を表現したかったからです。
夫婦共演~!って感じで出したいわけでなかったので、割とここは見る側と自分との温度差があるかな…と思ってました。

長い鳥居と彼岸花:
冥途への道中のような場所を描きたかったので。この鳥居がまたかっこいいんだ…M・ト路ッソさんのToonでこの鳥居に影を付けるのが好きなので、影をPOPにして暗いシリアスなだけにしないようにした。
本当は、鳥居がカメラアングルで美しく壮大に見えるシーンまで長く見せたかったけど演出の都合上カットになってしまったので、どうしても見せたくてそのシーンをその後、ツイッターで載せていました。

間奏のお墓:
ここはコメント拝見した感じだと、きちんと伝わってたみたいなのでよかったです。
彼の始まりの地、始まりの事柄…これがないと彼を語れないやつですね…。
クレジットをかっこよく出したかったのでどう魅せるとより見やすくかっこよくなるかあちこち並べて試してるのが楽しかったです。

二番冒頭:
ガラッと雰囲気を変えて宇髄さんの活躍回である遊郭潜入に。
この三人が彼が活躍した場所のキーパーソンでもあるので、三人におどろおどろしく出て欲しかったのでこういう演出にしました。一目で、あ、あの場所の話ねって分かるのでモデルさん達をお借り出来たのも、ステージの存在も本当にありたがたい…あの丸窓がいい感じに不気味さを煽ってて大変良きですね…

屋根:
屋根登れるぜヤッホ――!!ってなりながら配置してました。瓦まできれいに作って頂いててありがたい…。
素晴らしい戦闘ポーズを配布してくださってたので静止ポーズなのに臨場感があってめちゃくちゃたぎりました。モデルさん揃えてお借り出来ている事も、場面を描くことができて本当に感謝です。

最後のステージ:
刀が地面に刺さっていたり、彼岸花が咲いていたりと決して順風でなかった彼の人生が足元にあって、そして後光がその屍たちのレクイエムのような雰囲気を出せたらと。

最後の柱たち:
一人ずつ、亡くなった順番に消えていくんですけどここ、自分では見る度割としんどいなぁと思いながら見てる。でもそういう感じのコメントはないから、多分しんどいのは私だけ?と思っています。
応報、というだけあって、私の中で鬼滅動画を作る時にいつも思ってるんですけど、柱は柱なりに、因果応報があると思ってるんですよね…。人間から見たら救いの人たちだけど、鬼からしたら逆なので。人間からしたらたまったもんじゃないですけどね。それでも対象が人ではないものの、彼らも殺戮を行っていることには変わりないと思っているので…
不死川さんと冨岡さんは最後の方まで居るんですけど、痣の発現があるからね…やっぱり最後は一人なんだろうな、ということで一人で締めました。
笑顔で。

きっと自分が一人生き残っていく事実もその苦しさも、そういうのは表に出さずに笑顔で進むだろうなと思ったので笑顔にしました。

本当に半生を描くならもっと過去の緻密な描写も必要だったのかもしれないですが、そこらへんは語られていない範囲なのもあり、想像で止めるにとどまりました。あとスキルがない。
とまぁノートにまとめるまでもない大したことない事なんですけど、まぁまぁなんか自分なりにそんな事を回想しながら見てるので…そんな感じで作りました的な感想文でした。


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