煉獄家動画制作レポ

本当にごり押しのゴリラで感覚だけで大体の動画を作っているので、そんなどうと言う程のものでは全く無いのですが、恐れ多いですが「どうやって作ってるの」と言っていただいたので
折角なので新鮮なうちに今回の動画の制作のなんかうんちく垂れるよ!

今回はフルじゃなくて部分的な動画なのですごく早く仕上がりました。
なので構成と言いつつもほぼインスピレーションのみの即席です…(作業時間半日だよ恐ろしい子)

選曲:
お借りしたモデルさんは凛とした佇まいの芯が強く上品な方で、そして御着物姿でもあるので、
①激しい踊りではないもの
②彼女に合うもので切なくも力強いバラードが良い
と、今回のアンノウン・マザーグースを選曲しました。歌詞ではなくメロディ、モーションの雰囲気で合致したので。
モーション自体も、お借りしていつかは作品にしたいと思っていたので、今回一緒に達成できた幸せもかみしめつつ。
最初は、折角フルモーションをお借りしてるのだからと、フルで作ろうと思って冒頭から構想を練っていました。
でもフルで踊らせるには自分の中の瑠火さんのイメージとズレている部分もあり、彼女らしさの見える部分のみで絞る事にしました。

今回は瑠火さんだけでなく幼少期の杏寿郎、それに砂P様の槇寿郎(パパ上様)モデルさんも丁度お借り出来る機会に恵まれたので、家族そろって(弟君は心の中に)出てもらい、メインは瑠火さんに絞りつつ、家族はカットイン中心で参加してもらいました。

エフェクト:
煉獄家のカラーと言えば赤などの暖色系ですが、瑠火さんは青のイメージなので全体的に青いエフェクトを少しずつ重ねて纏めました。

カットインについて:
大体、流し込みを眺めながら、ある程度の構成を頭でまとめて頭に浮かんできた映像を挿入していくので、プロットはあまりきちんと立てていません。

今回はモーションとモデルさんの解釈が一致しずらい部分などでも、感覚で頭に思い描いたカットを入れました💦
なので本当にためになるような事は何も書けません。ここまで読ませておいてすみません…。
きれいに構成して理屈で作るというよりは大体の作品が本当に感覚で主なイメージを固めて、カットインは後でバランスを見て移動させています…
原作厨なので、原作のキャラのニュアンスを這わせる事が好きなのでよくします。
(今回は風鈴と外の景色と穏やかな風とパパの足を入れたかったので、杏寿郎君の向きは原作とはあえて違います。)

動画全体の構成:
使命感や責任感もあり、強くたくましい女性ではあるものの、それでも近く病で幼子を残して先に旅立つ事も自覚している母の苦悩、そして夫も子も鬼狩りという死と隣り合わせの仕事をしている為、そこの彼女の心の葛藤、煉獄家の姿を思いながら作りました。

ステージ:
ベースの背景は単行本や風鈴にも描かれていた縁のある桔梗のステージをお借りしました。瑠火さんのステージは後ろからの光中心で、極力シンプルに、背景もほぼ白に近いような、存在を強調しない空を探していたのでしゃちさんのスカイドームでぴったり合ったのですごく綺麗にまとめられたと満足しています。
足袋なので足元を濡らす事は少し悩みましたが、瑠火さんなら大丈夫だとあまりしぶきを立てないように調整しつつ水面エフェクトを使用しました。
水面好きなので仕方ないです…。
パパ上様のステージは、死に近い場所で戦いを続ける為、黒と白と赤で濃く暗い、死をにおわせるものにしました。

モーション:
最初のパパ上様のシーンは白の花を白骨にも例えています。
次の赤い椿の場面は、血の流れる戦いの場を、
背中のシーンはやはりパパ上様の強く頼もしい、そして沢山傷つき色々なものを背負った姿を、
その後の親子の場面は、鬼狩りとして死と向い合せで進んでいく二人を表現しました。
瑠火さんの表情は、あまり大げさにならないように押さえました。
その中でも薄っすら、苦悩や彼女の強さを表現出来たらと、satanoさんがベースに入れて下さっていた表情を少し改変させて頂きました。

原作での情報が少ないので、あまり広げられませんでしたが機会があればフルでも構成してみたい気持ちも持ちつつ…
以上です。

追記:クレジットの背景ですが、部屋に布団が無い状態で部屋を映しています。これは瑠火さんの死後の部屋を映したかったからです…余韻を残そうとしましたがほぼクレジット用にしてしまったので意図は伝わる事はないだろうと思ったので自己満足設定を追記しておきます…

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