懐かしい小樽の近代建築 小樽は訪れるたびに郷愁の小樽ではなくなって行った 1983年/1985年 11 ナカムラ_風呂屋の煙突 2020年5月20日 17:39 小樽駅。北国はスパイクタイヤが巻き上げる粉塵で灰色だった。 色内運河の傍らにあった北日本倉庫港運の建物(消失)。同社は2012年、北日本倉庫港運(株)と郵船海陸運輸(株)合併により、ノーススター トランスポート株式会社となっている。 上とは別の北日本倉庫港運の建物(消失) 旧北海道拓殖銀行小樽支店、小林多喜二が働いた時代の建物 同上 中央市場。引き揚げ者が防火帯に建てたマーケットが前身。昭和28年から31年にかけて、大型の鉄筋コンクリートの建物が列車のように3棟連なる今の姿になっている。 旧北海道銀行本店 旧第一銀行小樽支店 小樽文学館。旧郵政省小樽地方貯金局(昭和26年築)の建物を転用している。 中央市場の先の船見坂を登り切った所にあった、戦前の住宅でやっていた“ぽんぽん船”という旅人の宿。泊まったのは開業2、3年目だっただろうか。その後、伝説的な宿となって行った。 湯たんぽを渡され、朝はそれで顔を洗った。水道は凍結防止のため毎晩水抜きをするため朝まで使えない。 運河が埋められ、観光地化した小樽に違和感を持った松岡船長夫妻は2003年に22年過ごした小樽を離れ、今は上士幌町の旧牛舎を自宅兼工房に改築して山猫工房として活動している。 #小樽 #小樽運河 11 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート