僕は虫が得意です。

かなり触れると自負しています。

そんな僕は虫を2種類に分けて考えています。
硬い虫と柔らかい虫です。

わかりやすいので言うとこんな感じ。

硬い虫:カブトムシ、ダンゴムシ
柔らかい虫:幼虫、ミミズ

硬い虫は問題なく触れますが、柔らかい虫はできれば触りたくないと思っています。
ちなみにゴキブリは硬い虫なので触れます。

柔らかい虫がなぜ苦手なのか。
彼らは繊細なので、強い力が加わると壊れてしまうから。

何年か前、僕が大学生だった頃のことです。

コンビニから家に帰った時、家の前の道に蛾の幼虫(おそらくモモスズメ)がいました。

こんなやつ

そのままでは車に轢かれてしまう位置にいたため、近くに落ちていた木の枝のでその子を掬い上げ、歩道に乗せようとしました。

歩道まで運べたと思った時、その子はバランスを崩し約1mの高さから落下しました。

僕は大丈夫か!と言いながらしゃがみ込み、様子を見ました。
その子はしばらく動かず、そのうち体の下から緑色の汁が滲んできました。

救えなかった...

僕は自分の無力さと柔らかい虫の儚さを嘆きつつ、外が暑かったので家に戻りました。

その後、あの子がどうなったのかは知る由もありません。

この出来事から柔らかい虫への苦手意識は強まったように思います。

とはいえ、基本的には虫は好きだし得意なので、これからも良好な関係を続けていきたいですね。


今年も昆虫展楽しみ〜〜!

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