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"ぼっち"、最強説

Youtubeで何かないかなと検索していたところ
「名越康文TVシークレットトーク」を発見、早速視聴してみました。

視聴したのは「#0132 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略なのだ!」です。なるほど~っと、感心したポイントがいくつかありまして、


1.狩猟採集から農耕へ生活をシフトしたことで自由な時間が減った
農耕で作物を育てるためには様々な手間暇がかかり一日8時間ほど、狩猟採集は精々4時間ほどだったはず。詳しくは"サピエンス全史"を読むべし。

2.必ずしも多くの人と会う必要はない
江戸時代などは現代ほど行動範囲は広くなかったはず、自身の集落から隣の集落くらいだったのでは。また「話しを聞きたい」と思えるような人、尊敬できる人なのかどうか。

3.一貫校の場合は「同じ考え方」の集団となってしまうのではないか
ずっと一緒の仲間なので「阿吽の呼吸」「察する文化」となってしまうから、考えが固定化されてしまい、イノベーションし難いのではないかという仮説。


1は"サピエンス全史"を読まないと何とも言えそうもないので、ひとまず置いておきます。

2については、心の中で会わなければならないという「妄想」「幻想」「会わなければならないという思い込み」など、「焦燥感」に駆り立てられたものであるかもしれません。特定の職種などを除き、リモートワークをしている中で必ずしも毎日会社へ出勤して会わなければ仕事にならない、ということはなくなっていて、必要に応じて柔軟に会うことで円滑に仕事することは可能なのではないのかとお話しされていました。

3については、例えば学校でクラスという単位での形成は必要ではない、固定化するよりも少数チームとして流動化したほうが他の集団とのインスパイアーは起こりやすいのではないかとか。固定化すると、同一集団による「察する文化」が身についてしまい、他集団とのコミュニケーションがうまく取れなくなってしまうのではないか、という意見です。


2、3とも私は体感していることが多く、参考になったので他の動画も少しづつ視聴させてもらおうかと思います。"サピエンス全史"にも興味が湧いたのでどこかで購入するかも。

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