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日本の真実:3分の1はバカだった!

日本の現実(真実)を語ってゆくと次のようになる。

1:日本人の3分の1が日本語を読めない、読解力がない。
2:日本人の3分の1の数的思考力は小学生3~4年生並みである。
3:日本人の65歳以下の労働人口のうち3分の1がPCを使えない。

これは、国際成人力調査(PIAAC:ピアック)が示したデータである。

それでも日本は国際成人力調査で世界のトップクラスではなく世界のトップに立っている。世界の80%の人は知識社会に対応できない。

そのような世界が現実なので、「中国人は民度が劣る」などというのは正しくない。ただ、「高度の知識社会に対応できない人たちが多い」というにすぎない。

それでも、多くの人はハイリスクハイリターンを敬遠する。実際、これは損する確率が高いから、その意味では正しい。つまり、多くの人は知識社会に対応できないバカかもしれないが、本物のバカではない。正真正銘のバカではない証に、ほとんどの人はローリスクローリターン、コツコツやれば得する確率が高い方を選ぶ。

これは知能力の問題ではない。

なぜなら、人体には脳的に問題があっとしても、それを補うための「幾つもの仕組み」が備えられているからである。だから、脳的にバカだったとしても人並み以上の仕事ができる。そのような能力をご存じだろうか?

なお、理屈が秀でた人と一緒にいても元気がでない。
真実を語る真実屋さんと一緒になってもパワーは出てこない。

これは同時に「頭脳はパワーを生み出さない」と言っているのと同じだ。

パワーは頭脳からは生まれてこない。

ここを理解しているだけでも頭脳の無力さとか頭脳の限界が見えてくるはずで、「頭が良い」という条件はあまり重視しなくても良いことが分かる。現実問題として、頭脳偏重型の人が周りにいると迷惑する。

理論的真実は、実は、「現実に生きる」ということに対しては直接的な貢献をしていない。

人は理解できないものを嫌いにはなれないので、信念のある人は許せないことがいっぱいあるから心が狭くなる。逆に、信念のない人は矛盾を抱えたままで生きて行ける人だから、心が広くなる。

同じように、理論的な話にこだわりすぎると暗くなったり、悲観的になったりするので、「理論的で現実的な考え方」「こだわりのない楽観的で非現実的な考え方」は使い分ける必要がある。



 

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