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【 ひと月という時間について 】


 もう1ヶ月が終わるなぁ、って思いながらこの文章を認めている。最近時間が過ぎるのが、本当には早い。加速してんじゃないか?っていうくらいに、あっという間に1週間が過ぎていく。仕事が終わるまでの時間は果てしないのに、休日はあっという間に終わる。心持ちで時間の速さというのは、違うのだということを日々実感していた。

早いのがいいのか、遅いのがいいのか、正直よく分からない。その時、その時で、良かったり悪かったり、助かったり、ピンチになったり、なんかそんな感じで全然一定のリズムじゃない。そんなもんなのかな?って思う日々。『 必ず終わる 』『 苦痛の時間はずっとじゃない 』という確信は、安心であり、救いでもあるから、やっぱりこんなもんでいいのかなぁ、って思っています。そんな感じで、カメレオンのように変化する気分と戦っている今日この頃です。

アップダウンするテンポが激しいせいか、季節の移ろいが加速しているせいか、最近とてもお疲れ気味だよなぁ、って思っている。( それは通常仕様?? 慢性化していて、正直よく分からないです )

加えて一日の大半を占める職場の環境も、少しずつ変化している。良くも悪くも。少し不穏な空気や居心地の悪さを感じつつも、概ね変わらない日々だとは思う。思うけど、心臓の奥がザワザワしているのもまた事実だ。

『 変わらない 』というのは、安心をもたらしてくれるけど、全く変化しないということも人生にはなく、その変化を緩く許して生きていかなきゃだよなぁ、なんて屈折した思いを抱いています。しんどいな。

私は他人に対して割と無関心だし、だからこそ余分な情報をシャットダウンして生活することが出来ていたりする。でも長いこと同じ場所で過ごしていると、それが少しずつ難しくなってくる。それが多分心臓をザワザワさせている原因だろうなぁ、なんて分析してみたり。あとひとつは、職場の親しくしていた子が、家庭の事情で退職することが決まったせいだろうなぁって、思う。単純にマンパワーが減って、忙しくなるだろうなって不安もあるけど、私は自分で思っていた以上に、その子のことを信頼していたから、心許ない気分になっているんだと思う。

無意識のうちに頼っていたのかもしれないし、清涼剤という一種の癒しだと感じていたのかもしれない。『 頼る 』というのは心を少し許すことだし、依存することにも似ていると思う。パズルのピースが綺麗に埋まっていたのに、それが欠けてしまって悲しかったり、座りが悪くてソワソワすることにも似ている。

ーー どうしようもないことだけど、やっぱり寂しくて、悲しいんだろうなぁ ……

本格的な夏が迫っていて、心臓はやっぱりザワザワしていて、だから変化に弱い私は疲弊しているんだ。我ながら分かりやすい。本当に、子供みたいだと思う。でも、それが私という人間だから受け入れていくしかない。

心はザワザワするけど、楽しみがないか?と言ったらそれはそうじゃない。楽しいことも、充実していることも沢山ある。依存先は多ければ多いほどいいから、没頭出来ることを増やしていきたい。漫画を読んだりアニメを見たり、創作活動したり!

来月の頭からとある企画展が始まる。その企画展に、私は一枚の絵を出展した。その絵は完成させるまでにすごく苦労したし、締め切りに間に合わないかも?なんて不安にもなった作品だけど、何とか完成させることが出来て、想い出深い一枚になった。

作品を完成させることは、私にも出来ることがある、ということの証明でもあるなって、今回すごく実感した。

たがら、『 まだ、大丈夫。まだ、何とかなる。崖っぷちかもしれないけど、まだ崖から落ちた訳じゃない 』そんな風に念じながら、また次のひと月を生きていこうと思う。

みんな大なり小なり不安を抱えて、生活していると思います。でも、苦しいことも、しんどいことも、必ず終わりがあるから、何とかなるのマインドで、気張りましょうね!

ーー ひと月乗り切れば、また新しい景色が見えるかもしれないから。

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