等々力ワンナイト

友達と飲んだ後、何故か
高校、大学を跨いで付き合った元彼と
夜会うことになった。
彼は終電で来た。つまりそういうこと。

彼と何があったかは特筆すべきではなく、
彼との話には意味があったと思った。

結論からいうと、人はそれぞれだけど、
どうしても彼に興味が湧かず、
残念だなという感情を抱いた。
久々に話していることが無駄だと感じた瞬間。
傲慢だけど、話を聞いて、
彼の価値観を作りあげたのはもしかすると
自分なのではないかと思ったことが
最大の考えるべき点。

彼は付き合って2年半の素敵な女性がいる。
最近その人と上手く行ってないように感じると話す彼。プライドの高い彼がそんなことを赤裸々に話したことに私は驚き。
上手く行ってないと思う点としては4つ。
①彼女がLINEの感じが冷たい
②彼が彼女に対してイライラする
③ホワイトデーに帰ると言ったのに断られた
④「20年後に後悔しそう」

彼女とは接触が無いから真意は分からない。
彼と話しただけで勝手に私が思うのは、
気付かせてあげたいけど、私には無理
ということ。

彼は自分が1番傷付かないように、
振られるのが嫌だから、
どこかで楔を刺しておかないと適当な人間になりそう、
という理由で彼女と続けているとのこと。
顔がタイプでこの人!って思ったとも
言っていたから多分好きな部分は他にもあって
それだけで続けているとは限らないことは承知

だけど、あまりにも滑稽に見えた。
自分で20年後後悔するかもなと言いながら
俺には良い生活と子供と楽しく過ごせる環境を提示してやれることしかできん、と。
彼はそれで満足なのかな。
家に居て、お金を使いたがらない彼女、
酒を飲んで楽しくしたいという彼に対して
旅行先でも酒を飲まない彼女と
この先一緒に暮らして楽しい?

彼に意見をしたところで、彼は嫌な気持ちになることも分かっているし、人からマイナスなことを言われると、「ええやろ、そういう時もある、その後〜プラスなことと、自分がそれに満足していること〜」を告げてくるだけ。

自分が満足しているということにしないと
気が済まない人なんだ。
昔からそういうところはあったけど、
前とは違う気がした。

人によって幸せは様々だから、
彼の幸せの定義が、
「彼女を満足させること、自分が満足していると思い込む状態を維持すること」
なのならば異論は無いけど、
そうじゃないのならば、、、と思う。

本題だけど、その価値観を形成してしまったのはもしかして私なのでは、というところ。

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