好きな曲について書きたい。Vol.4 aespa『Lucid Dream』

好きな曲について書きたい、第4回目はaespaの『Lucid Dream』です。

この曲は2021年に発売されたaespaの1枚目のミニアルバム『Savage』の6曲目に収録されています。

デジタルシングルで発売された『Next Level』が大ヒットし、一気に知名度と人気のあがったaespaが満を持して発表した今作。
タイトル曲でもある『Savege』も同じく大ヒットして一気にスターに駆け上がり、今の第4世代を引っ張て行くガールズグループになりました。

難解なコンセプトであるaespa。ジャケットも奇抜で尖がっております。

曲について

アルバムの最後に収録されていることもあり、唯一スローテンポで落ち着きのある楽曲です。
『Lucid Dream』を日本語に訳すと、明晰夢という言葉になります。
明晰夢とは、
睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。

学生時代にこういう夢、みていました。

歌詞について

何かを恋しがった感じ
意識と夢の境界を彷徨ったみたい
立ち込めた霧の中であまりにも甘く
彷徨も分からないまま、果てしなくぶらつく夢

夢ってこと分かっていながらも
目覚められない、この夢みたいに私
暗闇の中で道に迷う夜のように
惑わされたように彷徨った

あなたは何度も深い闇の中で
あなたと似たぼやけた霧の中
消えたとしても離さないように

掴まれるように掠めた手の間に
そっとくすぐって、私をからかったり
慰めるように胸に包み込む空気みたい
何度も求めることになる、あなたという温かな夢

掴めないとしても
目覚められない、この夢みたいに私
暗闇の中で道に迷う夜のように
惑わされたように彷徨った

消えるようにとどまった夢のように
散らばるように押し寄せた夜のように
抜け出そうとするほど、鮮明になった

もっと深く囁いて、私を導いた場所に
私はあなたを追って、永遠にこの場所に
暗黒の中を向かっても、最後まであなたを

愛する人への思いを明晰夢に例えた、すてきな歌詞です。

メロディーもおしゃれで、夜ひとりでゆったり落ち着きたい時にぴったりの曲です。

ぜひ、聴いてみてください！！