さみしい

夢のなかではたくさんの人が会話していて、ぼくの居場所はなかった。ような気がした。

コミュニティのバブルがあちらこちらにあるのを、ぼくはどこかから俯瞰していた。

ぼくは完全に孤立していたわけではなく、さまざまなコミュニティで多少の会話はあった。

人との触れ合いはあった。しかし孤独だった。

客観的には孤独ではなく、しかし主観的にはまったくの孤独であった。

夢から覚めると狭いワンルームに1人の自分をひどく孤独に感じた。

家族、友人、職場関係、どこでも孤独感がつきまとう。

「ここにいてもいいんだ」と心から思えない。

「仲間」に思い切り入り込めない。だから「仲間」に貢献したいとも心から思うことができない。

他者への心からの貢献は、それはきっとピュアな幸せだろうと思う。

その境地に辿り着きたい。

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