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各駅訪問 - 室蘭本線 静狩駅

最終訪問日:2021年7月24日

1. 概要

駅名:静狩(しずかり)
路線:室蘭本線
所在地:北海道山越郡長万部町字静狩
開業:大正12年12月10日
ホーム:2面2線
駅ナンバリング:H46

2. 駅の様子

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駅舎は建築年不明ながら木造のもの。リニューアルはされているようですが、板張りの飾らない姿は情感たっぷりです。

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駅舎脇に便所らしい古い小屋がありましたが、工事中の様子。駐輪場には屋根もありますが、車両もろとも草に覆われ、とても日常的に使われているとは思えない状態です。

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駅舎内。無人駅で券売機などはありません。窓口跡らしき部分もきれいに塞がれています。待合スペースは広いですが、1日の利用者数は10人に満たないようです。

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造り付けの長椅子には座布団。心温まる情景です。

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運賃表と時刻表。列車は1日上り5本、下り4本のみです。

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ドアは木製。出入口側・ホーム側とも風除けが設けられています。

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ホームは2面2線です。もとは2面3線でしたが、中線は現在使われていないようです。そのほか保線車両用の側線があります。室蘭方は礼文華の山塊に阻まれる一方、長万部方は平地に長い直線が続きます。

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各ホームは構内踏切で連絡します。草生した中線は使われていないことが歴然です。

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駅名標。長万部の部分がシール貼りになっているのは、2006年3月まで隣に旭浜駅があったためです。

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中線には車止めがなされ、レールも一部撤去されています。信号的にも死んでいるようすでした。

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構内に留置された保線車両。その裏手は防雪林でしょうか。

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ホームは未舗装で使われていない部分は草に覆われています。中線用の乗車口案内は、墓標のよう。

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当駅を通過する特急。ここ室蘭本線においては、普通列車より特急列車・貨物列車の方が多いです。

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駅からはほとんど見えませんが、海が近いです。国道から離れていることも相まって、駅には波の音が響きます。

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