レンタル有 シーズン22 R2012 構築
レギュH S22 2024 9月 最高最終2012
どちゃくそインフレして相対的にあまりは高くないかもしれませんが、個人的目標の2000いったので記録として最後に使ったもの書こうと思います。たしか最高順位は101位でした。
今回は半年ぶりくらいに復帰しての2000だったので構築としてはかなり使いやすいスタンパになっている印象があります。
以下本文常体で書きます。
全体&レンタルパ
努力値
先に努力値だけ、詳しくは個体のところに。
ブリジュラス 252-0-4-0-252(+)-0(-)
サーフゴー 4-0(-)-0-252-0-252(+)
カイリュー 148-252(+)-0-0(-)-0-108
グライオン 212-4-52(+)-0(-)-172-68
アシレーヌ 236-0(-)-20-196(+)-4-52
マスカーニャ 44-252(+)-0-0(-)-0-212
構築経緯
レート1900あたりまではママンボウやサザンドラ辺りのサイクル系をいろいろ使っていたがカイリューサーフゴーのごり押しに負けることが多く、それが今季強そうに感じたためカイリューサーフゴーを使うことにした。
この並びの最大の強さは圧倒的な対応範囲の広さだと考えているため、それを最大化できるスカーフトリックサーフゴー+ノーマルテラスカイリューを軸とした。
また、ステルスロック+竜舞ノーマルテラス神速とけたぐりが環境に多いガチグマや鋼テラスのポケモンたち、マスカーニャなどの高速アタッカーを軒並み倒せるため、削り要因としてブリジュラスを採用。
これにてブリジュラスの先発荒らし→サーフゴーで起点回避&起点作成→カイリューで〆の基本選出とした。
残りはまず、露骨にカイリューが苦手がアーマーガアや受けループなどの低速サイクルを崩しやすく、それ以外でも刺さっているときにeasywinが拾いやすいハチマキマスカーニャを採用。
そしてここまでの並びで相性補完が取れ、特殊高火力での対面性能の高さ、さらには対面操作までもできる汎用性の高さを評価し、チョッキアシレーヌを採用。残りはなんでもいい気はしたがどんな相手にもお茶を濁してあわよくば突破してしまう性能を秘めているためグライオンを採用した。
(採用と言ってもゆかいさんが配信で自分とほとんど同じこの並びだったのでならば自分もと思いグライオンにしたのが正直なところ)
コンセプト
高い対面性能と縦の動きのシナジーで対応範囲の広い展開を作ってこちらの一撃必殺の攻めをやりきる。(キングダムの包雷の陣みたいでとても好きです)
個体
ブリジュラス@フィラのみ じきゅうりょく
テラスタイプ:フェアリー
197(252)-125-151(4)-145-128(252+)-94(-)
ドラゴンテール ステルスロック ラスターカノン ボディプレス
今期単体最強ポケモン。HD特化。基本的に初手にだしてステロ+ドラゴンテールを打って荒らしながらゲームメイクを立てていく。技構成と性格はラスターカノンをアイアンヘッドや吠えるに変えてD↑C↓にするのもありかも。ただカイリューに対してラスターカノン連打でDダウン引いて勝った試合も少なくなかったため自分はこれで良かった。
トリックが飛んできそうなときはドラゴンテールでこだわっておけば回復とBアップでステロがなくてもなんだかんだ荒してくれることや、サーフゴーのシャドーボールなどを2発耐えて木の実発動→ドラゴンテールで有利な対面ができ、倒すorドラゴンテール連打の流れが非常に強力だった。
意識しておくこととしてはアローラキュウコンには特化吹雪が痛いことや裏の削り圏内に入れると処理が楽になることを理由にラスターカノンから入るように、ハッサムサーフゴーカイリューには詰み技のリカバリーが難しいためドラテから入るようにしていた。
キツイ動きとして初手の対面でカイリュー、セグレイブが地面テラスじしんを打ってくると裏の圏内まで削ることができないことが多々あった。そのため対セグレイブにはなるべくこちらもテラスを切るようにしていた。
カイリュー@厚底ブーツ マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
185(148)-204(252+)-115-108-120-114(108)
しんそく りゅうのまい じしん けたぐり
+1で最速ガブリアス抜き抜き。このゲームの最強ポケモン。型が多すぎて相手視点スイーパーとしてでてきたカイリューの全てをカバーすることは絶対にできないので技範囲をなるべく広くした。ステルスロック+竜舞神速で等倍の中速以上のポケモンはだいたい勝てるうえにけたぐりじしんがトップメタのガチグマサーフゴーの打点になるので技構成は変え様がないと感じた。
後述のサーフゴーと絡めてコンセプトに書いた通りの1回の攻めで試合を終わらせる動きをしていため羽休めが欲しい場面はほとんどなかった。
意識するべき動きとしては相手に先にテラスを切らせてからカイリューを居座らせるようにしていた。
正直Sはこんなに降る意味はあまりなかった気もする。それか特化ASに振り切るか。
サーフゴー@こだわりスカーフ おうごんのからだ
テラスタイプ:ひこう
163(4)-58-115-185(252)-111-149(252+)
ゴールドラッシュ シャドーボール きあいだま トリック
最速CS。最強のサポートポケモン兼スイーパー。とにかくカイリューとの補完が完璧すぎる。動きとしては相手の展開ポケモンや積み技、カイリューの起点にできそうな相手に無理やりトリックを打つことがメインだった。
気合い玉の枠は自己再生や悪巧みが他の候補として挙がる。正直好みの問題だが、持ってると拾える試合が増えると感じたため採用。ドラテブリジュラスや最後に処理できなかったノーマルテラスカイリューなど、外れても良いがリターン高い or このままだと絶対負けるけど当てれば勝ちにいけると感じたときだけ打っていた。
グライオン@どくどくだま ポイズンヒール
テラスタイプ:はがね
177(212)-116-167(52+)-58-117(172)-124(68)
まもる 身代わり どくどく じしん
特に言うことが無いポケモン。なんやかんや削ってくれたり流してくれることが多かったので出すときは活躍してくれたが、あまり選出しなかった。
オオニューラを厚めに見たいとき、こだわりドラパルトが読めているときは出すことが多かったかもしれない。
一番出しどころがわからずに使えてる気がしなかったポケモンだったのでここをアローラキュウコンとかに変えればよかったかも。
アシレーヌ@とつげきチョッキ げきりゅう
テラスタイプ:みず
185(236)-84-97(20)-188(196+)-137-87(52)
うたかたのアリア ムーンフォース クイックターン アクアジェット
4振り65族抜き
環境に技の通りが滅茶苦茶良いためサーフゴーガチグマなどには対面処理的に動くようにしていた。初手に出してガチグマを下がらせてブリジュラス展開を始める動き、ママングライのような構築にムーンフォースで削りながら交換読みでクイックターンを打ちマスカーニャを着地させる動きが強力。
テラスは激流と合わせて崩しにいけ、サーフゴーや毒テラスガチグマにもつよく動ける水テラスで確定。アクアジェットの威力アップも地味に美味しい。とつげきチョッキアシレーヌの構成はこれで完結している印象を受けた。
マスカーニャ@こだわりハチマキ へんげんじざい
テラスタイプ:あく
157(44)-178(252+)-90-90-90-170(212)
トリックフラワー はたきおとす けたぐり トリプルアクセル
よくあるガブ抜き残りH。振っとくとスケショや先制技耐えなどの乱数が大きく変わる。
想像の1.3倍くらいの火力が出る最強ハチマキアタッカ-。基本的にははたき落とすを打つことがほとんとだが、カイリューガチグマへのけたぐりとトリプルアクセルの火力が凄まじいのでへんげんじざいで採用。
基本的には低速サイクルに出すことが多かったが、はたき落とすに加えてけたぐりかトリプルアクセルの通りがよさそうだったら積極的に出していた。悪テラスはたきおとすで落ちる対面を作ってさえしまえば大体の並びは破壊できるのでアシレーヌと組み合わせることが多かった。
技構成としてはけたぐりはたき落とすトリプルアクセルは外せなかったがトリックフラワーをいっそのこと切って不意打ちを入れてみるのもありかもしれない。
選出
ブリジュラス+カイリュー+サーフゴー
まず↑がいけそうかどうかを考えていけそうならそれでいく。体感6割くらいの試合はこの選出。
+1カイリューが対面で止められる相手がいる場合はアシレーヌ+マスカーニャのサイクル。
低速サイクルだったら絶対マスカーニャ。
大体この考え方だけで選出していました。
気を付けるポケモン
セグレイブ
先発で出されて暴れられると絶対1体はもってかれてしまうのでめっちゃ重い。マスカーニャ
重くはないがこっちのマスカーニャがミラーに自信がないので偶発対面のときのためにブリジュラスを絡めないと荒らされてしまう。襷ガチグマ
先発のブリジュラスのステルスロック+ボディプレスができなくなってしまうので削りが浅くなりがち。
まとめ
いわゆるスタンパと言われるような構築だと思うのでミラーになりやすく、相手より先に自分の動きを通せるかどうかが重要な構築だと思います。
慣れれば1試合の回転も早く、みんな特に捻りも無い個体なのでそういう意味では使いやすい構築を組めました。
今期は月末の予定が建て込んでたのと目標をレート2000にしていたこともあり、25日くらいに早めに撤退しましたが、来期はそこからもっと構築を練り上げて上を目指したいです。