見出し画像

【進捗報告】出版契約 with 「WiZH」

10月中旬に、復刊版『ブラックロッド』の出版契約書に署名捺印しました。
小規模出版社「WiZH」と古橋秀之の間の契約書です。
WiZHにはフルハシも所属していて実質身内みたいなものですが、こういうのはちゃんとするのです。


契約内容は基本的には大手出版社の契約と同様のものですが、印税というか、利益配分の仕組みが異なります。

通常の大きい出版社との仕事では、著者は原稿を渡して10%ほどの印税をいただくほかは、書籍制作、広告、流通などの諸作業はすべて会社のほうにおまかせとなるわけですが、WiZHではその辺りの作業を著者もモリモリとやる代わりに、より大きく利益が割り当てられます。

必要な仕事を、著者を含む少人数のチームで分担することで、小回りの利く小規模な企画を採算に乗せていく……という試みです。


なにぶん初めてのことだらけで、吉と出るか凶と出るかはまだまだ分かりませんが、少なくとも今回のブラックロッド復刊に関しては、本の作りや売り方に関して、WiZHならではの挑戦的なものにして行く予定です。

大手だと「ちょっと上の者に聞いてみます」って言われてそのまま立ち消えてしまうようなピーキーなアイディアも、WiZHではサックリ通ってしまうのです(自分たち自身が「上の者」なので)。

「紙の本」で挑戦はしにくい昨今、あえて「コケるにしても前のめり」の精神で走って行きたいと思います。
具体的にはまた後日!


>>>「ブラックロッド2023」サイトマップ に戻る

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 『ブラックロッド』2023年復刊 ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━