生きてるだけで・・・、朝起きられるだけでOK!

2月は、1年ほど悩んできた問題に向き合って、相方の協力あって、解決への道筋がついた時間になった。

寒暖差も大きな陽気で、なんとか前向きに生きようとあがいていた気がする。私は、変化を怖がらないほうだと思うが、それだって、行く手に明らかな恐怖とかがないことは、必須条件だろう。

そんな中、noteで、眼からうろこの言葉に出会った。

一つは、竹村俊助さんの「朝起きて100点から始めると毎日ハッピーになるハック」。タイトルを観たときは、「なに、それ?」だった。少しスルーしたのち、拝読して、「なるほど!」と膝を打った。

竹村さんおっしゃるには、「朝起きられた時点で、その日は100点から始めればよい」とのこと。無事朝を迎えられて、1日を始められるなんて、ラッキーでハッピーではないか、と、おっしゃるのだ。

1日を、0点から始めれば、モチベーションが下がるのは当然のこと。朝起きた時点で、100点だ! と考えれば、それだけで十分機嫌よく起きられるだろう。その気分が、良いことを引き寄せることにもなる。いいことが来たら、また、自分が良いことができたら、どんどん100点に加算してゆけばよい。

竹村さんも、記事の中で認めていらっしゃるが、これは言ってみれば、自己暗示のようなものだ。「そんなの、くだらない」と切って捨てるのは、何でもないことである。

けれど、私の中で、「待てよ?」というビビビッが、走った。自己肯定感の低い私は、朝のテンションが決して高くない。そういう人間にとって、この竹村流の「朝起きられたら、それだけで100点!」というのは、なかなか魅力的に響いた。劣等生だった私にとって、100点というのは、それだけで充分引力があるのだ。

それで、翌日から、やってみたのだ。「朝起きたから、100点!」という思考パターンを。すると、なかなかに気持ちがよい。まだ、意識に定着しきってはいないので、忘れていることもあるが、はっと思い出して、「あ、ちゃんと洗濯済ませたから、50点加算!」だの、「無事買い物終わったから50点プラスだな♪」とか考える。すると、確かに、気分もよくて、うれしくなってくるのだ。

こうなると、失敗しても落ち込みが小さくなってくる。落ち込み過ぎて、自分を責める癖のある私にとって、落ち込みから回復する時間が短いのは、とてもありがたい。気持ちの切り替えが早くできれば、それだけ、前向きにいろんなことに対応できるから。まぁ、やらかした時は、ちゃんと原因を突き止める必要はありますけれどね。

それと、megluさんという方がいらして、その方が「性別なんてどうでもいじゃない!」というすばらしい記事を書いておられる。

megluさんは、今、おなかにお子さんがいる。パートナーの親戚が、性別についてあれこれ言うのを聴いて、「生まれてきてくれるだけで充分でしょう。性別なんて、どっちだっていいじゃない!」と、内心反発しておられる、というもの。私自身は、男の子でなかったことで、親から否定的に言われ続けて苦しんだこともあり、彼女の力強い言葉に、とても共感したものだった。

それで、コメントにそういう趣旨のことを書いた。そうしたら、彼女から、「フラーノさんがそこにいるというだけで充分じゃないですか!」との、あまりにうれしい返信があったのだ。私が長い間、親から言ってほしかった言葉を、彼女からいただいたような気がしたものだった。

私は、長い間テレビのない生活をしているし、流行には実に疎い。「生きてるだけで丸儲け」という言葉は、明石家さんまが何かの番組内で言ったものだと、かなり後で知ったが、名言だと思う。私自身は、彼の芸風なども好きではないが、この一言がある限りは、嫌いにはなれないな、とも思う。

「朝起きたら100点」「フラーノさんがそこにいるだけで充分」、そして、「生きてるだけで丸儲け」。心強い言葉をいただいたなぁ、と感じる2月も末の夜です。

冷え込んでいますね。くれぐれも暖かくして、良い夜を🎶

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