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映画「ひみつのなっちゃん」感想(ネタバレ注意)

2023年1月13日公開の映画
「ひみつのなっちゃん」を観てきました。

ある日、ゲイバー(でいいのか?)のママである、なっちゃんが急死。
なっちゃんは身の上の多くを語らない人でみんな知らないことが多いなか、
なっちゃんを慕う3人のドラァグクイーン(バージン、モリリン、ズブ子)のうちの1人が
「なっちゃんは家族(親?)に自分の事(ゲイであること?)を知られたくなかった!隠さなくては!!」
というところから、なぜか3人でなっちゃんの葬儀に参列するところまでを描いている作品。

こういうの何て言うんでしょうか。
笑いあり涙あり。
ドタバタ?
ロードムービーと書いておられる方もいたかな。
(なっちゃんの葬儀が実家である郡上八幡であり、その道中も描かれているため?)

けして苦手ではなく、とても良かったと思うのだけど
私の理解力が足りないせいか物凄くふんわーりした感じで
ズババン!スッキリ!!みたいなのが好みの方にはオススメはしませんかね。

主演はバージン役の滝藤賢一さんで彼のゲイ?の演技もとても素敵だし
オネエタレントのズブ子を演じる前野朋哉さんも良かった。
個人的にはモリリン役の渡部秀さんがとても良くて
体の動きが、特に手の動きが女性というかオネエというか本当に素敵で。
全く知らない俳優さんだと思っていて鑑賞後に検索したら
私がよく見ている「科捜研の女」に出演されていた呂太君役の方でした。
ウッソ!?あんなに見てるのに全然分からなかった~!!!ビックリ!

他にも豪華な役者さんが出演されていて。
あの俳優さんがこんな役を!みたいなのもあって良かったです。

何がふんわりしていたのかと言うと
ドラァグクイーンであるバージンが1年半以上もショーをしていなくて踊れていないこと、そしてなっちゃんの葬儀の後、何かが吹っ切れている様子だけれど何がきっかけで何が吹っ切れたのか分からなかったことでしょうか。
(結局バージンの踊りが見られたのは冒頭の練習シーンだけでした、残念!)

あとはストーリーの繋ぎが結構ブツ切れな感じだったのが残念。
そういう演出なのでしょうか?
もしノーカット版が出たりするのなら、そちらも観てみたいですね。

またバージンさん含む3人のドラァグクイーンのショー的なシーンがたくさんあると思って観に行ったのもあり、そこは物足りなかったのかもしれません。

感想のほうも、ふんわりなのですが
笑ったし泣いたし観ていてイヤな気持ちになるとかはなかったので
最終的に良い映画だったということです。
もっとガッツリとドラァグクイーンのショーを観てみたくなりました!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは、また。

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