ヲタク、筆記試験で戸惑う

ヲタク、筆記試験に備える。の続き

さぁ、試験です。

まずはプチアドバイスを1つ。
WBSの筆記(1次)試験では、筆記用具はフリクションの使用が認められているので、普段使っている黒の0.3ミリを2本、0.5ミリを1本用意しました。あとは、あまりにも紙とフリクションの相性が悪かった時のためにボールペン&修正ペンを1本づつ。WBSの試験用紙は、回答を書くスペースがものすごーく小さいので細いペンの方がいいのですが、案の定紙とフリクションの相性が良くなく、0.3ミリはインクの出が悪かったので0.5ミリで下書きし、時間があったので薄いところはボールペンで上書きして提出しました。フリクションや他の消せるペンは便利ですが、紙との相性でけっこうストレスも大きいので、ボールペンも用意しておくことをお勧めします。

で、肝心の筆記試験。
私が受けたのは「2019年度 経営管理研究科 専門職学位課程 一般入試 秋募集」で、既に大学のサイトにも過去問が掲載されているので書いてしまうと、問題は以下の2問です。

週刊ダイヤモンドに掲載された「大人のための最先端理科」を読んで
1.「キリンの首が長くなった」論理を図解にしろ
2.筆者の論理で飛躍しているところ補う想定と理由を思いつくだけ書け
※正確な問題文はWBSの過去問サイトをご参照ください

週刊ダイヤモンドを試験対策に読んでいた私ですが、このコーナー、

いつもすっ飛ばしていた…orz

詰めが甘いのはいつものこと。
気を取り直して本文を読むと、これが本当に突拍子もない結論に至っている記事で…。しかも、小論文を「書く」準備をしてきたのに、1問目は真っ白なA4のスペースに論理展開の図を「描け」というではありませんか。入学後に知り合った方と話しても、やっぱり皆さん、この新しい問題のスタイルには戸惑ったようでした。
しかし、いつまでも戸惑ってはいられません。本文はそれほど難しいことは書かれておらず、キリンの進化論の代表的な3つが並べられ、それぞれの問題点を指摘し、最後に筆者の論理がまとめられていたので、それを図にします。ぶっちゃけると、それほど書くこともなかったのと、後述でも言いますが時間が余ったので、キリンの絵を空いているところに描きまくって余白を埋めました。

2問目はさっきも言った通り、突拍子もない結論なので、成立するための前提をいろいろ考えます。持ち帰った問題用紙のメモには6つぐらい書いてますが、スペースが500字ぐらいだったので実際には4つ書いたかな?ぐらいです。これもそんなに難しくはなくて、急に出てきたキリン以外の動物の生態の条件について書いたような。ただ、出だしのペンの話に戻ると、ここでフリクションの文字が読みにくいと気づき、ボールペンに持ち替えて全部書き直しで少し慌てました。

それでも、お絵かきと書き直しを入れて1時間かからず、残りの試験時間(1時間くらいあったかな?)はひたすら自らとの戦いでした。何しろ、ここ数年には無い形式の問題だったのと、あまりにもすらすら解けてしまったので、自分が何かを見落としているのではないかと、何度も問題を読み返します。昨日キリンビールの本を読んだけど、キリン違いのこの問題は何なんだと途方に暮れているところで試験終了。

結局、何が合格基準だったのかは未だ分からぬまま、試験の2週間後にサイトで1次試験の合格者が発表され、苦労したエッセイと手応えのない筆記の回答が無事に通りました。一安心したいところですが、次は面接試験です。ここで半分が落ちると言われている鬼門。「そういえば、この人、面接対策してたのかしら?」とお気づきの読者の方、面接対策と実際の面接の話は次回に。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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