ヲタク、筆記試験に備える

ヲタク、研究計画書を書く②。の続き

さて、いよいよ筆記試験を月末に控えた10月頭。
この頃は、さすがに勉強のためイベントを控えていて(と言ってスケジュールを見返したら、ライブ1本、朗読劇1本、アニメイベント1本、オフ会1本に参加しているので、控えていなかったらどうなっていたのか疑問はありますが)、2015年秋から2018年冬までの過去8回分の過去問を印刷し持ち歩いては暇を見つけて解く日々を過ごしていました。

予備校に通わないデメリットはいろいろありますが、一番大きいのは小論文の正解と自分の書いたものが評価できないという点でしょうか。何が網羅されていれば合格なのか手探りのまま、何となく800字、1200字を書き綴っていきます。

ここでヲタクで良かったことを1つ。
いろんな方の体験ブログを読む中で、苦労したことの1,2位に登場するのが「試験が手書きであること」でした。パソコン・スマホで文字を綴ることが多い昨今、書くことがそもそも苦痛であったり漢字が出てこないなど、書くことへの抵抗が多く、試験対策として「書くことに慣れろ」というはよく聞く話で、私も先輩からアドバイスの1つとしていただいていました。
しかーし、役者を追いかけるヲタクは、その辺りは全く問題がありません。何故ならば、だいたいの人が定期的にファンレター(手書き)やメッセージカードを書いて送っているからです(笑)
文字のサイズにもよりますが、便箋1枚あたりに600字ぐらい書けるので、2枚書いたら1200字、立派な小論文です。時には、色紙やメッセージカードのような限られたスペースに細かい字で書くことも求められるので、小さな文字を書くのもなんのその。そして、あまりダラダラ書いては推しが読むとき大変だからと、感想や感謝の要点をまとめる能力は年々磨かれています。『継続は力なり』といいますが、本当にどこで何の能力が活きるか分からないので、何でも続けて行こうというのが今回の学びです(笑)

―と言っても、それは多くの方に役立つ話ではないので、役立つ話も少し。
ネットの世界では、本当にいろんな方がいろんな活動をされていて、たまに気まぐれで大学院の過去問を解いてブログに載せている人がいるんですよ。予備校の先生だったり、過去の在学生だったり、経歴を名乗らない人だったり。もちろん大学関係者ではないので、その人たちの答えは正解ではありませんが、自分の回答と比較するのに読んでおくのは勉強になりました。早稲田の過去問の場合ですが、過去問の該当年度と秋か冬か書いてググれば簡単に見つけられると思います。(個人の方のブログなのでここでのリンク紹介は遠慮させてください)

そんなわけで、ライブ開始前にカフェで小論1本書いてから行くような追い込みをかけ、試験前日の土曜日。
昔から試験前日にあまり勉強をしないタイプで、特に今回は記憶勝負ではなかったため、知見を広げておこうと図書館で本を読んで過ごしました。選んだのは、『キリンビール高知支店の奇跡』という元キリンビール株式会社の方が書かれた組織論・リーダーシップ論の本です。会社の推薦図書に入っていたもので、ビジネススクールの授業には組織論や人材開発に関するものもあり、関連する問題がでるかもしれない、という理由で手に取りました。
本の感想は、本編と関係ないので手短に―おもしろかったです。本に書かれた行動規範は当たり前のようで、やっぱりそれができないのが人なんだと改めて気づかされました。あと、とにかくビールが飲みたくなる(笑)

さて、いよいよ筆記試験です。
それは次のnoteをご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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