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好きこそものの上手なれ

funnyさんってHtmlとJava読めるんですか?すごいですね。

funnyさんってパワポ使うの上手ですよね。

funnyさんの作る資料って、クオリティ高くて参考にしてます。


けっこう前から言われつつも、最近よく褒めていただく三大特技。
「他にも、動画編集やイラレ、フォトショも使えます!」
とだいたいその後に足してます。

全部、好きなことの延長で培った技術です。

最近、これをちゃんと「特技」というようになりました。

Webの知識は、中学生の頃に日本の同人作家・マンガ家さんと繋がりたくて独学で覚えて作ったサイトで得たもの。パワポは中学生の時に好きだった授業で学んだものをベースに、社会に出てから数えきれないほどの資料を作ってきた成果。資料のクオリティも上に同じ。追加するならカラーコーディネーター検定を、3級だけど、取得してちゃんと意味のある色を組み合わせることができてから、さらに質は向上。

ただ、習得時のこれらは「趣味の延長」でしかなく、「みんなもきっとこれくらい普通にできる」とそこまで自分を過剰評価はしてなくて。何も特別じゃない、誰でもできることを自分もできるだけ

―意外とそうじゃないと最近やっと気づいたんです。


他にも、「日本酒に詳しい大酒飲みの女の子」という紹介で、お偉いさんとの会合に招待してもらったこともありました。これも、確かに日本酒が好きで、全国津々浦々飲み歩いた「成果」で、人におすすめを語れるだけの「特技」になっていたおかげです。


分かってますよ、私よりもお酒に詳しい人は何万といるし、私よりもセンスのいい資料を作る人なんて数えたくもない。Webに至ってはプロのプログラマーさんには絶対に勝てないし、井の中でゲコゲコ鳴いているレベルであることわ。

それでも、好きだからこそ続けられて、好きだからこそ真剣になって、好きだからこそ自分の身に気づいたら付いてるスキルは、周りの目を引くことが多いんです。それは他人の出来栄えとの優劣ではなく、「私」という人の価値が表れていることに近いかもしれません。私の行動や言動には、私の好きから生まれたものが詰まっている。そして、それを必要とする人や面白いと思う人と出会えるのが良縁なのかもしれませんね。


なんで急にこんな話をしているかというと、入社4年目の時に先輩に言われて書いたメモが掃除と一緒に出てきまして。お題は、「自分ができること/できないことを全てリストアップしろ」というもの。私は「できること」が全然書けなかったんです。だって、私ができることなんてみんなできることだと思っていたものですから。胸を張って「できること、特技」と言える自信があの頃にはなかったけど、でもあの頃から今の特技をずっと持ってはいたんですよね。何なら子どもの頃からの「特技」だったのかもしれません。

ちょっとこじつけですが、大人になるって、できることが増えることよりも「これが私のできることなんだ!」と気づくことなのかもしれません。

好きこそものの上手なれ

今好きなものも続けていたら、まだ気づけていない新しい特技にいつか変わるのかな…変わるといいな。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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