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シェアハウス「よなたく」で暮らす、新婚編。

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与那原町の一軒家「よなたく」で、友人と猫と暮らしています。 3月に結婚したものの、なかなか家族や親戚、地元のともだちに会いにいけていません。その人たちに届けるお手紙のような気分で…
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たべもの▶︎ぶどう

クール宅急便で届いた、 冷んやりとした箱の中からは、 たわわに実をつけたぶどうが4つ! 宮崎県に住む カンちゃんのお母さんから届きました。 こんなに大きいぶどう、すごいね! 食べてみると、 皮がはじけて、果汁が溢れてくる、 おいしいね! とさわいでいると、 俺にとっては懐かしい味だけどね。 と、したり顔のカンちゃん。 おいしいぶどうがとれる地元が 誇らしいばかりに、 鼻の穴をまんまるにしながら ぶどうを頬張っていました。 ぶどうは4種類、色とりどりで、 そのうちのひと

結婚の憂鬱▶︎改姓について

結婚をしたい。 という願望は前からあって、 私と彼はよきタイミングで 結婚をすることにしました。 基本的にはハッピーなことではありますが、 法律婚という契約への段取りを踏むうちに、 憂鬱になることがいくつかあります。 そのうちのひとつが、「改姓」でした。 ちなみに 私の母と父は結婚したものの、 途中でうまくいかなくなって 早々に一緒に暮らすのをやめています。 私がもの心ついた頃には、 家には私と母のふたりだけ。 女ふたりで暮らしてきました。 そのため、 お父さんがお

たべもの:おふくろの味はポテチ。

親元を離れて暮らしていると、ときたま思い出される、母の手料理。 私の場合、そのうちのひとつがポテトチップスです。 毎年の恒例行事のように、じゃがいもがやたらたくさん、 たしか福井県のお友達から送られてきていました。 ありがたいことに違いないのですが、 普段じゃがいもを料理に使わない母は、 たぶん少しだけ困っていたように思い出されます。 (母は忙しかったこともあるけど、そもそも料理が得意ではなくて、特に安い食材でささっとお惣菜を複数品つくる、といったことはとてもできない。)

今日から夫は受験生

学校の先生になるっていうのはけっこう大変で、 カンちゃんが目指している高校の音楽の先生なんかは 年によっては20倍ほどの倍率をくぐり抜けないといけません。 カンちゃんは今年からその難関試験に挑戦するけれど、 なかなか勉強に身が入らないようす。 そこで、同居人の小川さん(進学校に通い、センター試験を受けたことがある)とわたし(予備校に通って受験勉強した)が 過去の記憶を頼りに立ち上がりました。 まずは自宅で模擬試験。 カンちゃんに過去問を解いてもらって、苦手を分析し、 み