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第1回 FCSを終えて

どうもファンキーです。5月12日に初開催となる FCSを開催して、無事に終えることができました。その中で私が感じたことや反省点などをこちらに記し、次回以降に活かす、また他の地域のcs文化の発展に役立ってもらえるようにしたいと思います。

①本戦について

今回参加者が28名ということで予選スイスドロー4回戦、トップ8による決勝トーナメントを行いました。予選、決勝トーナメントともに特に大きな問題が無く進行出来ました。その中で主催側として気になった点がありました。

・インフレによるゲーム時間の変化

ラッシュデュエルはルールがシンプルでチェーン無いと言ったところからゲーム進行は基本的にはスムーズです。ET、EDにはプレイヤーが適切なプレイを取っていれば入らないものだったと思います。しかし、カードゲームにインフレはつきもの。効果が複雑だったりテキストが長くなるのは仕方のないことです。その影響がラッシュデュエルにも顕著に出てきたなと感じました。


メイン、サイド共に採用されている汎用罠カードです。特に新弾ででてきたコスモス姫のお戯れの影響も大きく、サンセットリバースの採用はなお数を増していっています。そのせいかET、EDに突入する対戦卓が多く、寧ろ40分経たずに対戦が終わっている方が珍しい状況でした。40分で勝敗をつけるルールである以上、それに反した効果を持つカードが大会での多用されるのはいかがなものかと個人的に思うのですが、ここに関してはメーカーさんが禁止制限等で調整する領域なので大会運営者では何も出来ないのがもどかしいところです。
とりあえず言えることは、現状のラッシュデュエルは40分の制限時間で終えることが難しく、運営する際は予選ラウンドの時間を多めに見積もって運営しなければいけないです。
もちろんプレイヤーの努力で対戦時間を短くすることもできますが、その努力だけでは40分より早くマッチ戦を終えることは難しいと感じました。もし、CS運営をしている方やこれから開催したいと考えている方はこの点を考慮の上スケジュール組をしてもらえるといいと思います。

・ジャッジ対応

この点に関してはスムーズに行うことができていたと感じます。プレイヤーが問題発生時にすぐにジャッジを呼んでくださったことに加え、こちらからもジャッジがすぐに駆けつけ、すぐに判断ができる状況で対応することができていました。ジャッジの判断が遅く、対戦時間に影響したと言った場面のなかったのは本当に良かったと思います。ただ、こちらに関してはジャッジ経験がある、ルールについて勉強している必要があるなど運営にある程度の負担が求められるものにはなりますが、ジャッジが信用できるというのもCSにおいては参加したいと思える要素の1つになると僕は信じています。事前アナウンスですぐにジャッジを呼ぶように言っていて良かったと思います。

・運営の人数について


今回 FCSはギャラクシーカップに向けた競技CSとして企画しました。そのため、運営もなるべくスムーズに正確にすることが求められます。今回協力者が1人いたおかげで集中して集計をしたり、デッキチェックをスムーズにすることができました。
1人で運営して行く力を身につけていくだけでなく、引き続き協力してくれる人がいればより質の高いCSができるなと確信しました。

②サイドイベントについて

今回サイドイベントを8人でのスイスドロー形式、参加費500円、優勝者にオーバーラッシュパック2という形式をとらせていただきました。予選4回戦を終えた参加者の方々にも調整していただきたいために企画し、Xでアンケートもとり、トーナメント形式ではなくスイスドロー形式をとりました。基本的にサイドイベントで8構と言われるものはトーナメント形式でバンバン数を回して行く運営が一般的なのですが、今回は参加者1stで対戦をたくさんしてもらえるようにしました。結果としては反省点もあったので次回以降はまた改善しようと思います。

・時間がかかる

わかってはいたのですがマッチによるスイスドロー形式3回戦となると終わるのに結構な時間がかかります。なので最初の8人からあぶれてしまった人たちは次の8人が埋まるまで参加ができないので、今大会では1回しかできませんでした。僕の見立てが甘く、参加者がもう少し集まるだろうなと思っていたところと、決勝トーナメントの観戦希望者がでてきてサイドイベントに参加者が流れなかった点です。参加者1stとは言ったものの参加できない方がでてきてしまったのは本当に申し訳なかったです。次回以降はまたトーナメント形式で試させてもらって参加者からの声を聞いて総合的に判断していきたいです。

・認識の違い

サイドイベントに関してはジャッジはつかず、参加者同士で対戦を進めて行くようにしていきたかったのですが、こちらのアナウンスも悪く思うようにスムーズに運営ができていなかったように思います。こちらも僕の認識が甘かったのでサイドイベントの説明を詳しくtonamelに掲載していきたいと思います。

③きれいな運営

ここは僕個人のCSを開くうえで重要だと考える点ですが、主催者や協力してくれる人が赤字になってはいけないと考えています。今回僕に加え1人お手伝いをしていただいたのですが、その方に十分なお給料をしっかりと払ったうえで赤字にならず運営はできています。今回はお店に場所を貸していただいたのですが、お店側の売り上げにもこちらが貢献できるように次回以降はしなければと考えています。昔の遊戯王のcsみたいにバンバン稼ぎたい!とかは全くないのですが、運営する以上労力も発生するので、参加者から参加費に対して満足できる運営ができているのであればその労力の分の対価をもらうことは悪いことではないと思います。CSを継続して開催して行くためにも赤字にならないというのは大事な要素でもあると思うので引き続き意識していきたいです。

④観戦について

こちらは当日まで全く想定していなかった点で、「観戦してもいいですか?」と聞かれたら際に、驚いたのと同時に懐かしくて嬉しくなりました。
想定外なおかげでサブトーナメントがうまくできなかったのもありますが…。僕がocgをプレイしてcsに出ていた10年前は強プレイヤーの観戦を見て勉強していました。それもCSに参加する1つの理由だったりもしていました。もちろん観戦中に話をしたりする人はマナー違反なのですぐに止めますが、静かに黙って見る分には関しては FCSに関しては引き続きokとしていきたいです。強プレイヤーの対戦を間近で見ないと得れないものもあると僕は信じているので。
対戦しているプレイヤーにもそういった緊張感の中で対戦してもらうことも経験値になると思うので。

⑤参加者人数の目標について

今回28人の参加で目標の32人には届きませんでした。参加しやすい土曜日ではなく日曜日と言ったスケジュールの問題や前日にキャンセルがあったりと今回わかってはいたのですがやっぱり悔しいです。長い目で見ると64人が埋まるCSを運営したいと考えているのでまだまだ先は長いですが引き続き開催していきたいと思います。個人戦64人が埋まるぐらいに競技のラッシュデュエルが盛り上がればなーと思います。

⑥実施したアンケートについて

今回私個人でアンケートを作成し、会場に残ってくださった参加者の方に回答していただきました。今回のCSの運営についてとラッシュデュエルについての参加者の意見というものを実際に知りたいということで実施したのですが、やって良かったと思います。もちろん無記名なのでいい点、悪い点が明確に出てこちらとしても次回以降の開催に客観的に必要なものが見えてくるのが本当にありがたかったです。自分の認識が実際のところどうなのか?っと言ったところも冷静に見れるのでCSを主催する方はぜひアンケートを取ってもらえればなと思いました。

⑦まとめ

今回開催して好評の意見が多かったのが本当にありがたかったです。私個人もガチガチの競技プレイヤーですので自分が出るならこうしてもらえると嬉しい!っと言った内容を詰めていったのが評価してもらえてよかったです。また、場所を貸していただいたGIRAFULLなんば店さんにも本当に感謝です。今回遠方から参加していただいた方が複数いらっしゃったのも本当にありがたかったです。 FCS楽しい!、 FCSに出ればいい経験が積める!、そう思ってもらえるように引き続き運営していきたいのでぜひこれからもよろしくお願いします。遠征してもらえるぐらいビッグにできるよう頑張っていきたいです!

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