SSTR2021エントリー

　太陽を追いかけてツーリング、「サンセット・サンライズ・ツーリング・ラリー」いわゆるＳＳＴＲに、今年はじめてエントリーしました。前から興味はあったのですが、５月開催では参加できる日程がなかったのです。しかしコロナの影響で昨年から開催が１０月になり、今年はちょうどその期間に３連休が確保できましたので、満を持しての初エントリーとなりました。千里浜は車でしか走ったことがなくてバイクで行けるのも楽しみです。
https://sstr.jp/

　日の出とともに日の出が見られる海岸をスタートし、石川県の千里浜なぎさドライブウェイで日没を見ながらのゴールを目指します。レースではないので、スタート地点もルートも自由。思い思いの場所を通っていけるのがいいですね。

　ではどこをスタートにするか。条件は日の出が見える海沿いです。
　スタート地点は「南三陸町」！
　…まあ、意外でもなんでもないですね。いつも南三陸のことを考えていますから。なかなか行けないのが本当にもどかしい。これからも南三陸のことを思っていたいのです。だからこそ、SSTR参加を決めたときから、スタートは南三陸しかありませんでした。いや、違うな。南三陸から走るSSTRをやりたかった！
　町のどこをスタートにするか、ということでいうと、日の出なら神割崎とかもいいんですが、やはりいつもの袖浜あたりが良いですよね！　袖浜～荒島のあたりは、一番思い入れのあるところです。
　とはいえ、正直石川まで遠いんです。　いや、ただ走るだけなら平気、余裕です。問題は時間です。５月開催なら日が長くていいですが、１０月は秋分過ぎてますからね。東から西へ向かうぶん、少しだけ日は長くなりますが（２０分ぐらい）。南三陸町の１０月なら日の出は６時ぐらい、ゴールが１８：３０までなので、かなり厳しい。４時頃出て２０時までなら余裕なんですが…
　というわけで道路地図を新調して検討しました。

　南三陸町から千里浜なぎさドライブウェイをどうやって行くか。幸い、南三陸町には三陸道のＩＣが近いです。GoogleMapで単純にルートを取ると687km、８時間半ほど。

　しかしSSTRのルールでは、各都道府県に設定された「指定道の駅」を最低１箇所は行かなければなりません。他の道の駅や高速のSAPAを経由して、それぞれに設定されたポイントを集める必要があります。
　それにこのルートは高速道路ぶっ通しなので、当然面白くありません。ネイキッドのCB1100は高速向かないですし、景色やその土地の雰囲気を味わえないので、なるべく下道を増やしたいですね。綿密にルートを考える必要があります。

　最初に考えていたAプラン。下道で東北横断、庄内から南下して、新潟県も完全縦断という魅惑のルート。最上川や笹川流れを満喫できます。指定道の駅は新潟の国上（ここが若干場所が不便）で、東北横断中に道の駅でポイントを稼ぎます。高速道路使用率55%。ところが見ての通り１０時間以上かかるルートで、休憩やハプニングを考えると不安です。急かされるツーリングはろくなことありませんし。

　時間短縮のBプラン。指定道の駅を高速沿いの宮城村田にしました。ICから近くて、ETC2.0で高速にので、時間短縮になります。南三陸町から山形の南陽高畠ＩＣまで高速。南陽から下道で新発田に。新発田からも高速で一気に距離を稼ぎます。これなら少し余裕がありますが、高速使用率が81％（５３６ｋｍ）。ちょっと多いですね。新潟縦断も不十分なので、不満です。
（ちなみに全下道なら600km12:30だそうです。楽しそう…）

　時間に余裕があれば、躊躇なくAプランですが、現実的にはBかな、と。道の駅でポイントも集めないといけません。三滝堂・村田・いいで・おぐに、など、新潟で高速に乗る前にいくつか寄っておきたいですね。
　もし、順調なら、新潟で290号線を走ったり、富山からゴールまでの道のりを工夫したりして楽しもうかな。こまかく予定を組んでみて、下道を増やしていきたいです。
　でも、なんとか無理のないプランになったので、完走できる気がしてきました。あとは天気ですね。
　10月9日に南三陸入りをして、10日にSSTR参加、11日に羽咋から帰ってきます。１０月１０日といえば、「晴れの特異日」ともいわれます。期待しています。

　あと、せっかく「ラリー」と銘打たれているので、チェックポイントを自分で決めて、目標時間を設定したりして楽しんでみたいと思います。どれだけ予定通りすすめられるでしょうか。いつもいきあたりばったり、寄り道し放題でツーリングをしているので、綿密に計画するのもたまにはいいかなと思います。
　それから、帰り道。羽咋から横浜まで、どんなルートでいこうか、実はSSTR本番より悩んでいます。これも楽しいですね。