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映画『すずめの戸締まり』見ました

書くのがすごく遅くなったけど11/26にレイトショーですずめの戸締まりを見ました。自分は『君の名は。』と『天気の子』はどちらもちゃんと見ていませんが、暇だったしレイトショーというものに1回行ってみたかったので、ちょうどやっていたこの映画に行ってみました。

まず旅情をそそられる展開が良い!同じ新海誠作品として『秒速5センチメートル』を昔ちゃんと見たことがあるが、それも鉄道で目的地を目指すシーンがあって旅情をそそられたのを思い出した。ネタバレになるので詳細には言わないが、今回の映画も主人公が船や電車や車で旅をするシーンがある。自分が旅好きであるのに加えて、新海誠映画特有の美しすぎる風景作画が拍車をかけ、とても心躍る展開が前半は続いた。

しかし軽快で楽しい展開は前半で終わりであり、後半になるといきなりシリアスな展開が続く。正直自分は前半の楽しい展開ですっかり旅気分を満喫していたので、この重大な展開を迎える後半でかなり心を揺さぶられた。自然災害をテーマとする新海誠作品の最高傑作であり集大成ともいわれているこの映画は、その宣伝文句にふさわしいようなテーマを後半にダイレクトにぶつけてくる。これには自分はかなり衝撃を受けたので、もしこれから見る方がいたらぜひこの感覚を劇場で味わってもらいたい。劇場に行ったら自分がどのシーンについて言っているのかがおそらく分かるはずだ、

ホームページのあらすじにも載っているので言っても問題ないと思うが、この映画では喋って動く椅子が登場する。この設定には始めは違和感をかなり覚えるはずだ。自分もあらすじを読んだときはこの設定に無理矢理感をかなり感じた。しかし、実際に映画を観てみると感情移入したからというのもありそうだが、そこまでこの設定が気になることはなく、すっと自然に見ることができたので、設定の違和感が気になって見に行くか悩んでいる人はぜひ見に行ってみることをお勧めする。(思えばキノの旅でもモトラドが喋るし、ゆるキャン△でも松ぼっくりが喋るので、椅子が喋るのはそんなに不自然じゃないのかもしれない)

あと、映画の内容とは直接関係ないが、レイトショーの雰囲気、あれはとても良い。終わった後の余韻が夜景と共に味わえるのがまた良かったので、自分はあまり映画を観ない人間だが、今度何か映画を観るときはぜひレイトショーで見たいと感じた。

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