映画『ゴジラ-1.0』見た

先日久しぶりにレイトショーが見たいと思い18時過ぎから海沿いの映画館で『ゴジラ-1.0』を見てきました。前々から気になってたのでやっと見れてよかった!

ちなみに自分は基本的に映画を見ないので、よほど気になってないと映画館に行きません。(前回行ったのは約7か月前、『RRR』と『BLUE GIANT』の2本立てを今回と同じ映画館で見た)

いた

まずとにかく本当に怖かった!
ホラー的な怖さとは違う生存本能から来る恐怖。絶望感と圧倒的な迫力で、初めて映画で涙が出そうになった。まさか画面の向こうで怪獣が歩いてるだけで涙が出そうになるわけないだろと思う人が多いと思うが、本当に実際に映画館で見てみてほしい。なんか顔の筋肉がおかしくなった。恐怖で顔が引きつる現象は本当にあるんだと実感した。

あと単純にゴジラとの戦闘がかっこよかったね。ゴジラからはビームとか出るのでそこももちろんロマンがあるし、今回は戦後すぐの話と言うことでハイテクな兵器はそんなに出ないのだが、それでも戦後の物資がない状況でなせる最大の戦略と言った形で、ゴジラをどのように駆逐するかという過程の泥臭いドラマも良かった。

あと素人の自分からしたらゴジラはバトルがメインであり、人間とゴジラの絶え間ない攻防がメインなのかと思っていたら、今作は人間ドラマで魅せてくる部分も多く、主人公を含め周りの人々の成長にも感動できる作品だと思ったので感動で泣ける人は2度泣ける作品かもしれない。そして、戦後日本の心も経済状況も窮屈な生きにくい社会状況が生々しく描かれていて、令和のこの時代に生きていて本当に良かったと心から思えた。

とにかくなんか刺激が欲しい人、なんか感情が死んでて泣きたい人とかがいたらぜひ見に行くと心動かされると思います。

劇場で清々しいくらいの絶望と恐怖体験を!


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