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【デジカ】アルファモン+オウリュウモンを主軸としたX抗体デッキについて〜その2〜

皆さんこんにちは
デジカ一般プレイヤーのふゅーねるです。
はじめましての方は以後お見知り置きを。

今回はアルファモンデッキの立ち回りと採用候補だったカードついて語っていこうと思います。

前回の記事で私が第二期チャレンジカップで使用したデッキについての解説もしているので、良かったらそちらも読んでいただけると嬉しいです。


それでは本題に入っていきましょう。


1.各対面での立ち回り

ここでは2022年4月現在に環境で多く見かけるデッキ対しての立ち回りや個人的考えを語っていきたいと思います。

【ウォーグレイモンX抗体】

このマッチアップはあまり不利ではありません。
相手の除去手段がほぼほぼ消滅による除去に限定されているため、パーツを揃えてワンショットをする動きを狙いすぎずとも、バトルエリアで《ドルグレモン》に進化させておき、次のターンに《アルファモン》に繋げて攻めに転じたり、ワンショットを狙う場合も、このデッキは守りが薄く、ブロッカーの採用も無く、セキュリティから致命的なカードが捲れることも無いので安心して攻撃する事が出来ます。

また、相手の《オメガモンX抗体》も《アルファモン(BT9)》で退化させることが出来るため、脅威ではありません。

ただし《メタルグレイモン(BT8)》が採用されている場合にバトルエリアで育てたデジモンを退化させられて、大きく計算が狂う可能性もあるので、対戦相手のデッキの見極めが大切になります。

極力相手の進化ラインが揃う前に攻め込み、畳み掛けましょう。

【ガイオウモン】

なかなか厳しいマッチアップだと感じています。
《グレイモンX抗体》による消滅耐性や《ブラックウォーグレイモン(BT8)》によるテイマー消滅がなかなかに痛手で、《武者ユージ》や《クールボーイ》を複数枚消滅させられると《アルファモン:王竜剣》まで繋げることが難しくなるので大きくテンポを取られてしまいます。

そのまま《ガイオウモン》やその他のデジモンを展開され、セキュリティを詰められてしまうので、そうならないように相手とのメモリーのやりとりに注意しつつ、なるべく早いタイミングで《アルファモン:王竜剣》まで繋げましょう。

《メタルグレイモン(BT8)》から《ガイオウモン》まで1ターン内に繋げられてしまうといくら《アルファモン:王竜剣》でさえ処理されてしまう為、注意してください。

また、テイマーよりもメモリーブーストの方を優先して置いたり、テイマーは複数枚置かない事を心がけるようにしてください。

明確な回答が無い為、厳しい試合を覚悟して下さい

【メタルガルルモンX抗体】

早撃ち選手権です。
こちらが攻めるのが先か、相手がワンショットを決めるのが先か、という試合なのは半分冗談です。

ですが、こちらのセキュリティ次第では相手の連続攻撃を受け切ることが出来ない可能性が高い為、相手が必要パーツを揃えるより先にこちらが揃えて攻めきることが最善手です。

このマッチアップを意識して《アルファモン(BT6)》や《ゴッドブレス》を多めに採用することで、相性を改善する事が出来ます。

幸い《メタルガルルモンX抗体》には消滅耐性が無い為、連続攻撃を凌ぎ切ることが出来れば反撃し、盤面を有利にすることが出来るのでどうにもならない場合はセキュリティに頼るのも一つの手と考えてください。

また、こちらが攻めた返しのターンに《メタルガルルモンX抗体》が出て来る可能性がある場合は、《ゴッドブレス》を使用して耐性をつけたり、LV3のデジモンを2体以上並べておいて《アルファモン》がバウンスされないような盤面作りを意識してください。

【アーマーインペ】

厳しいマッチアップその2です。
アーマー体や《パイルドラモン(ST9)》による超速のビートダウンや《インペリアルドラモン:ドラゴンモード(ST9)》による盤面展開、《メガデス》の採用により、こちらのデッキが苦手とする要素が詰まったデッキとなっています。

このマッチアップでは、序盤にバトルエリアにブロッカーを用意しておく必要があるので、育成エリアよりもバトルエリアに《ドルガモン》を置いておきましょう。

これにより《ブイモン》によるアグロを抑え、わずかですが時間を稼ぐ事が出来ます。

環境にこのデッキが増えてきた場合は《ギンリュウモン》を採用し、常にブロッカーを用意出来るようにすると良いです。

また《永世竜王刃》も多少効くので採用候補になります。

こちらの準備が間に合った場合、可能なら《ゴッドブレス》で《メガデス》への耐性を付けてから相手のセキュリティを詰めましょう。

採用率は低いですがセキュリティの《インペリアルドラモン:パラディンモード》を警戒し、《アルファモン:王竜剣》から《ドルガモン》を抜かないように気をつけてください。

【黄色ハイブリッド】

基本的にこのデッキ相手には耐性をつけた《アルファモン:王竜剣》で一気に詰めてワンショットキルを狙います。

しかし、数多くのリカバリーをするカードや、強力なオプションカード、セキュリティデジモンが搭載されているため、一筋縄では行きません。

2枚目の王竜剣や《グロットモン》等、持てる戦力をフルに使うこともあるので長期戦を覚悟してそのようなゲームメイクを心がけてください。

また、このデッキは使い手によっていろんなタイプがある為、相手の構築を見極めて戦術を変える必要があります。

〜《チクリモン》が採用されている場合〜

相手のデジタマが黒の場合、このカードが採用されている可能性があります。

その場合、《アルファモン:王竜剣》の進化元から《アルファモン》を抜かないようにしてください。

セキュリティから《チクリモン》が捲れ、退化してしまったとしても、退化先が《アルファモン》であれば《オウリュウモン》の進化元効果が誘発し、アクティブにする事が出来ます。

また、黒軸の黄色ハイブリッドでは後述する《カオスディグレイド》の採用率が低い為、《金剛》無しでも《ドルグレモン》の進化時能力のみの耐性で攻め込んでも安全なことが多いです。


〜《カオスディグレイド》が採用されている場合〜

このデッキの天敵であるオプションカードのうちの1つです。

デジタマが紫色の場合、このカードが採用されている可能性が非常に高いです。

《金剛》を使用してからセキュリティアタックを仕掛けるのが理想的です。

しかし、いつでも進化ラインと《金剛》が揃うわけではないので、パーツを集める過程で出した成長期デジモンで相手のセキュリティをチマチマ削っておく必要がある場合があります。

(その場合、セキュリティからテイマーが捲れる可能性があるのでその時々の手札、盤面、セキュリティ枚数を総合して考えてください)

〜《エリスモン(P-068)》が見えた場合〜

プロモーションカードにて収録されたカードで、セキュリティから捲れるとこちらのデジモンにセキュリティアタック-1を付与して来ます。

せっかくのリーサル盤面もこのカード一つで止められてしまう可能性があるため、厄介なカードとなっています。

さらに、このカードはセキュリティから捲れると手札に加わってしまう為、登場させて《戦術的後退!!》で再度セキュリティに埋められるとかなり厳しいです。

対策としては、見えている《エリスモン》は軽く踏んでおいたり、《ドルグレモン》を可能な限り抱えた高火力の《アルファモン》で攻めるようにしてください。


【黄色ハイブリッド】との試合は長期戦となりますが、こちらの攻める準備にのみ集中してしまうとハイブリッド体によるビートダウンで攻め切られてしまい、気付いた時にはこちらが攻めるより先に相手のリーサルの方が早くなってしまうこともあるので注意してください。

後続の確保と妥協して攻め込むタイミングを意識して考えながらプレイすることで、勝率が多少改善されると思うので、試してみてください。

【ベルスターモン】

このデッキはアグロ寄りのビートをしつつ、オプションカードをトラッシュに溜め込んで、中〜後半は《ベルスターモン》の登場と《ネイルボーン》による盤面展開を行うデッキです。

デッキの特性上、セキュリティには強力なオプションが眠っていることが多く、最近の構築では《コキュートスブレス》や《テラーズクラスター》が採用されていることも多くなってきたため、安易にセキュリティアタックをしてしまうとせっかくの《アルファモン》がバウンスされてしまって立て直せなくなる、なんていうこともあります。

さらにこのデッキには【アルファモン】が苦手とする《ガジモン》が多く採用されており、《ガジモン》が場にいるだけで大きくテンポロスしてしまいます。

単体であれば《デクスドルグレモン》で処理してから《アルファモン:王竜剣》に繋げることも出来ますが、複数体配置されたら絶望的です。

メモリーブーストだけでなく、《ドルモン(BT7)》や《デクスドルガモン》、さらには《アルファモン:王竜剣》のメモリー増加能力までもが止められてしまうのはかなり痛手です。

このマッチアップではなるべく多くのテイマーカードを盤面に出し、《ガジモン》による縛りをくぐり抜けるほどのメモリーを確保する必要があるので、《ブラック・メモリーブースト‼︎》よりも《武者ユージ》や《クールボーイ》を優先して出すようにしてください。

メモリーブーストは使える時に使い、盤面に成長期デジモンを出したり、テイマーの登場や進化にメモリーを割り当てて置くことで、後半の《ガジモン》の縛りを軽減することが出来ることを覚えておいてください。

今の【ベルスターモン】ではDPの高いデジモンの採用率は高くない為、《アルファモン》のまま連続攻撃をしても通ることが多いので無理に《アルファモン:王竜剣》に乗る必要はありません。

攻める際に《ゴッドブレス》があると《コキュートスブレス》や《テラーズクラスター》によるバウンスの耐性が付与出来るため、攻めるときはなるべく《ゴッドブレス》を使ってから攻めると良いと思います。

※《コキュートスブレス》や《テラーズクラスター》は相手の場に青いカード(緑のカード)が無ければ手札からプレイ出来ないので、色供給が出来なそうなタイミングであれば、バトルエリアで《ドルグレモン》に進化しても安心なので場とメモリーを良く観察してみてください。

しかし、このデッキはリカバリーする手段がほとんど無いので、成長期による攻撃でセキュリティを詰めて置くと、後半のこちらの攻めがやりやすくなるので、メモリーブーストか成長期の登場かを悩んだ時は、成長期を登場させて特攻を仕掛けて相手に準備させる時間を与えないように意識してみてください。

【アルファモン】

ミラーマッチです。
この試合では基本的に先に《アルファモン:王竜剣》を仕掛けた方が有利になります。

進化ラインを揃えることを優先的に行動し、常に先手を撃つようにしましょう。

ただし、先に《アルファモン:王竜剣》が出せたとしても、そのターン中に勝ち切ることが出来ない場合は攻撃後にアクティブになった《アルファモン》であえて攻撃しない選択肢がある事も意識してください。

返しの相手ターンにこちらの《アルファモン》を上から攻撃で処理されてしまったらそのまま立て直すのは不可能なのでその対策です。

(《ヒシャリュウモン》の能力で再起動を待っている場合は別ですが)

また、このデッキでは除去手段が《アルファモン:王竜剣》や《デクスドルグレモン》の消滅除去のみであることが多いので、

《ドルグレモン》の耐性や
あえて《オウリュウモン》に進化して耐性をつけつつ相手の《アルファモン(BT9)》を誘い、退化してもらった返しのターンに今度はこちらが《アルファモン》に乗り直して攻める、という動きも出来ます。

仮に思うように行動してもらえなくとも、《アルファモン:王竜剣》に進化して後続を育てつつ相手のセキュリティを吹き飛ばすことも出来るので安心してください。


このマッチアップで大切なのは

今相手が何枚のセキュリティを割れて、次のターン中にトドメを刺してこれるのかどうかの見極めと、

自分の《アルファモン:王竜剣》の進化元から《ドルガモン》を抜かないこと、

相手の隙を見極めて積極的に盤面にデジモンを並べていくこと

相手によってこちらの盤面を取られないようにすること

です。

デジモンカードというゲームにおいて基本的なことでもありますが、ミラーマッチではその部分が上手く立ち回れるかどうかが勝利の鍵となります

(パーツが揃うかどうかの運はさておき…)


簡単ではありますが、私自身の考えと立ち回りについて語らせていただきました。

まだチャレンジカップやX抗体の環境が1ヶ月ほど続くので、少しでもこの記事を読んでくれた方の役に立てたら嬉しいです。



2.採用候補だったカードのメモ書き

私がチャレンジカップに臨む時に採用を考えていたカードを簡単に殴り書きで紹介していきます。

内容は以下の通りです。

《チューモン》
ミラーに対してメモリー縛りが刺さるため検討
ただし、X抗体でも無く、ミラー以外ではあまり直撃するようなデッキも無いので見送り

《スナリザモン》
火力増量と、ブロッカーへの対策として検討
X抗体で無いのでサーチに引っかからず、環境にブロッカーが少ないので採用を見送り

安定性をとって現在の構築に

《テイルモンX抗体》
気の迷い。その場の思いつき。
アルファモンの進化時能力や武者ユージでこのカードを進化元に入れておくとアタック時にガジモン焼けるなーって思いましたが、ただのロマンでしかないので不採用

今回の面白枠です。

《ギンリュウモン》
アーマー体への対策としてブロッカー付与を検討

このカードに乗ってしまうとクールボーイとデクスドルガモンによるメモリーのインチキがやりにくくなってしまうため今回は採用を見送り

アーマー体がトップシェアになったら採用するかもしれません。

《ヒシャリュウモン》
現環境で再起動させる必要性があまり感じられなかったため採用を見送り
ワンショットを最優先にしたかったため、このカードの優先度が低く採用には至りませんでした。

《アルファモン(BT6)》
最後まで採用を悩んだカードです。
メタガルXやミラーに対してのワンショット対策と
究極体の枠を絞っているため、盾から捲れたときに手札に来てくれるのがありがたいカード。

単体でDPも上げられるので、王竜剣に頼らない戦術が出来るが、今回はBT9のアルファモンの進化時能力によって安定して王竜剣に繋げられるような考えで今回は採用を見送りました。

このアルファモンで攻撃した時にとんでもないカードが捲れてしまったら結局大惨事になるので…


《デクスモン》
雑に強いカード
横並びをするデッキ(アグロ)やベルスターモンに対して強いカードだったので採用を検討。
(ブイモン、ガジモン許すまじ)

今回は下手に歪ませず、ワンショットに全てを賭けようと決めたので採用を見送りました。

今後、新しいジエスモンが隆盛して来た時にシスタモン達を一掃してくれるので一考の余地ありです。

《天ノ河宙》
メモリーの確保と、王竜剣に頼らずにアルファモンのまま攻める時のDP上昇のために採用を検討

セキュリティから出て来たり、初手に登場させることが出来れば良いが、後半になってから引いても登場させる隙がほとんど無いので今回は不採用

コントロールデッキがスターターの2cタケルを採用するようになってきたら、このカードと緻密な戦術のセットを採用する価値があるかもしれません。

《堂本コータ》
ドルモンのパートナー
メモリー確保とサーチを同時に行ってくれる優良テイマーですが、4コストという重さが故に後半になればなるほど登場させるタイミングが減ってくるので、小回りと安定性を考えて今回は不採用になりました。

コントロール系のデッキが増えて来る場合はこのカードを採用し、武者ユージや、クールボーイの枚数を調整してもいいかもしれません。

2枚-3枚-3枚くらいかな…?

アルファモン(BT6)に次ぐ最後まで悩まされたカードでした。


《緻密な戦略》
対コントロール最強カード
天ノ河宙とセットで採用候補でした。

《永世竜王刃》
アーマー体への良い対策が無いかと考えた時に出てきたカードです。
セキュリティから捲れたり、手札からプレイしてもアーマー体にはそこそこ効果はありますが、それくらいのレベルでしか効き目が無さそうだったので不採用になりました。

金剛で時間稼ぎした方が強そう…?

《デクスリューション‼︎》
デクス系デジモンのカサ増しとして検討したカードです。

トラッシュが肥えてさえいれば、デクスドルガモンにもデクスドルグレモンにもなれるため、器用に使える場面があるときはありますが、今回の構築ではさほどトラッシュに重きをおいていないため不採用としました。

デクス系デジモンマシマシにしたときは採用候補となります。

このカードは特徴にX抗体を持つため、暇な時に武者ユージの能力で進化元に突っ込んでドリモン1ドローのトリガーにしてしまうことも出来ます。

デクスカードなのでデクスドルガモンやデクスドルグレモンのディスカードにも使えます。


以上、個人的に今回の採用候補となったカードの紹介でした。



いかがだったでしょうか

今回は私がアルファモンを使い続け、なんとなく感じて来たこと、考えて来たことを語ってみました。

Xレコードが発売して早1ヶ月半。

アルファモンも数多くの大会で結果を残しているのはご存知の通りかと思いますが、この記事をきっかけにアルファモンを少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

これから使う方はもちろん、対策を練っている方にとっても何か少しでもヒントを与えることが出来たなら良いなと思い、この記事を書いてみました。


私はまだまだ未熟な一般プレイヤーですが
今後も一プレイヤーとして皆さんとデジモンカードを楽しんで行けたらいいなと思っています。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

以上、ふゅーねるでした。

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