イラスト創作勢が今年買ってよかったもの
※アイキャッチイラストはみんフォトよりお借りしました。
こんにちは、funenoです。
よもや自分が、このようなしょうもないタイトルの記事を書く日が来ようとは、と思うんですけど、こういうのも1回書いてみると楽しいかなと思って、書きました。
何か創作勢の参考になれば。
【イラスト】
・Adobe Fresco（の解説書）
私はイラストを描いて納品することがあるのですが、AdobeFrescoで下描き→illustratorで清書してます。
AdobeFrescoはAdobeアカウントがあれば無料で使えるお絵かきソフトで、リアルタイムで広がる水彩にじみが表現できるすごいものです。絵本風のテクスチャ感とかが、かなり簡単に付けられる。
いや、水彩にじみに関しては、何言ってるかちょっとわかんないかもしれないので、AdobeFresco公式の動画とか見て欲しいんですけど、ほんとに、これデジタルなのか、っていうくらいの機能。
Frescoは、ツールとして便利なのに、あんまり解説書が出てないんで、初めての人は操作性に困りがちかもしれないです。
動画など見ながら慣れるといいと思います。本で見たい場合、一番ビジュアルがいいのはこちら。
・Adobe illustrator
あとは、アマゾンでAdobeが今（11/23時点）セール中なので、まずillustratorを1年分買いました。
今年初めまではCS3を使っていたんですよ。
別に複雑な作業するわけじゃないから、最新機能がなくても困らないし。何？ 最近のイラレ、サブスクなの？ 永遠に金払い続けるとか絶対嫌だ。
などと思ってました。
でも、公募で「バージョンがCC以上じゃないとデータを受け付けない」という要項のところがあって、最新バージョンを、しぶしぶ1年分買いました。
9か月くらい使ってみて思ったのは、
「1回CCを使うと、便利すぎてもうCS3には戻れない」
です。
信じられないくらい操作性が上がっている……
フォントが、いちいちフォントを変えなくても、プルダウンからサンプルでどんな形なのか見られるし（CS３はできないです）、今までメッシュでしか再現できなかったような複雑なグラデーションを簡単に作れる。
最も便利だと思ったのは、web上から商用利用ＯＫなAdobeフォントをダウンロードして使い放題なことです。憧れの筑紫明朝が無料で使える驚きにしびれた。
※ただし、いろんなフォントが使えるけど、無料なので、ウェイトがそんなに多様ではないです。もっと太いフォントが欲しいなあと思う時もあります。
半面、一番困惑したのは、ライブトレース機能とパターン生成。ちょっとかなり操作感が変わっていて、個人的には使いにくい印象。
・液タブ
私はこういう絵柄↓なので、要素をいっぱい描く場合が多くて、でも7月あたりまでは、マウスでパスを取ってました。
何年も、ポチポチ一個ずつパス取ってたけど、それでも不便も感じなかったです。そういうものだと思っていたので。
でも、いわゆるベクターのベタ塗りイラストじゃなくて、ラスター形式の複雑なニュアンスの絵が描きたくて、液タブを買うことにしたんです。上で描いた、Frescoをやってみたかったからというのもあるんですけど。
日本製がいいかなと思ってこれを買った（部品まで国産かは不明）。
サイズはA4くらい。これが小さいという人もいるみたいだけど、200×200ミリくらいの絵を描くのであれば、全然問題ない大きさだった。
その使用感記事はこちら↓
上の記事の要約をするとですね、とにかく時短になる。
今までかかっていた時間は、全部ロスだったんだなって気づきました。クライアントワークをするなら、どのくらいの時間で一作を仕上げられるかは、かなり重要だと思うので、この買い物はよかったなと思った。
鉛筆ツール×マウスで絵を描く熟練度は上がってたけど、それ、いらないしね……
Wacom oneのデメリットは、
・（私が操作に慣れていないせいもあるのか）パス制御がちょっと難しい
・ペンタブがわりとすり減る印象がある
・ケーブルと本体の接続が緩くて、時々画面がブラックアウトする（レビューでは見なかったので、私のだけの不具合かもしれない）
いまのところこのくらいですかね……
Frescoと液タブに関しては、ほんとに導入してよかったなと思った。
illustratorに関しては、AIでベクターデータパーツを生成してくれる機能が実装されてきたし、noteとコラボした自動アイキャッチ生成機能も出てきたので、これはもはや、デザインソフトではなくて、デザイン自動生成ソフトになっていくのでは？ と思わなくもないです。
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